どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませー
釣りが上手い人って何が違うんでしょうね。
周りが釣れない中1人だけバカスカ釣ったり、理解できないような理論で釣ってきたり、色んな人がいます。
オレも仕事や趣味を通じて色んな釣り人を見て来たけれど、元釣具屋店員の視点から見た釣りが上手い人の特徴、っていうのを改めて考えてみた。
結果として、色々タイプがいても「これは共通してるんじゃね?」っていう共通点が5つ浮かびました。
良かったら最後までよろしくどーぞ。
目次
1.車の中が整理されている。
職業上、お客さんの車まで購入してもらった餌とか重いモノを運んだりする事が多かったけど、良く釣ってくる人はすべからく車の中が整理されていたな。
車内を完全に釣り用にして、BOXとか引き出しがひしめくような猛者もいれば、シンプルで最低限のタックルを積んでる人もいたけど、どちらにせよ車内がシステム化されているなっていう印象を受ける事が多かったです。
自分に必要な物をちゃんと分かっていて、自分が一番使いやすい整理の仕方も分かっているんだと思う。
逆に、釣りがあんまり上手くない人とかって、総じて車の中がごちゃついてる。大して荷物載せてなくても、不思議とごちゃついて見えるんですよ。
まぁオレの事なんだけど。
2.新しい釣りやアイテムは積極的に試す。
釣り人って割と新しいものに拒絶反応を示したり、中には使い込んでもいないのに端から否定モードの人とかもいる。
でも、経験上良く釣ってくるお客さんには、そういう新しい事はどんどん試してみる人は多かったです。
自分には向いてないと思ったら使わないし、コレ良い!!って思えば積極的に取り入れる。
ある種のフットワークの軽さが釣りが上手い人にはありますね。
3.道具を自分で工夫する。
大なり小なりはあるけど、上手い人って必要な道具を自分でカスタムしたり、一から作ったりっていう人は多かったです。
トリプルフックは絶対にこれって決めてるからって、ルアーを買うたびにフックも購入する人もいれば、竿のグリップ部を自分好みに削ったり逆に厚みを増したり模索してる人もいたし、上の話にも通じるけど車の中をがっつり工事してる人もいた。
これもやっぱり、自分に必要な物に貪欲なんだと思いますね。
4.説明が上手いor超下手。
マジで両極端ですw
プロの人の映像とか見ててもそう思いますね。
ホント丁寧かつ分かりやすく状況や釣り方を説明できる、桑田真澄みたいな人もいれば、超適当&ざっくりし過ぎて笑うしかねぇよっていう、長嶋茂雄ばみたいな超感覚人もいます。
「自分のやっていることを説明できるから僕は天才じゃない。」
みたいな事を過去にイチローが言ってたけど、少なくとも伝わるように説明出来るって意識していることが明確じゃないと出来ないから、やっぱり凡百の才能ではないでしょう。
逆に、人に説明できない領域の部分を意識しているから超感覚的にしか伝えられない人も凡百ではないのかな・・・
因みにオレが言う、桑田真澄みたいな釣人とはまさにこういう人↓
売り上げランキング: 80,061
桑田真澄タイプの釣人の話は、聞いてて刺激をゴンゴン受けるので面白いですね。
5.単純に釣り場に立つ回数と時間が多い。
まぁ、これは絶対でしょう。通いこむし、粘る。
釣りはどうしても自然相手の遊びなので、そうそう簡単に結果を積み重ねるのは難しい。
人一倍釣りに行って、人一倍考えて、っていうのをごく当たり前にやれるから上手くなるんだと思います。
シーバスのプロアングラーのオヌマンなんて、夜通しシーバス狙った末に、ノットを組む途中で立ったまま寝た事あるらしいからねw
でも、ほんと良く釣ってくるお客さんなんか見ると、マジで引きますよ。
「余裕で爆風っすけど今日もエギング行くんですか!?」
「イイ感じの風裏見つける的なw」
夕方、マジでキロアップのアオリ釣って来たからねその人w
あの熱量は真似できない・・・オレなんてすぐ心折れるから。
まとめ
釣りが上手い人にもホント色々な人がいるけれど、共通点として行き着くのは「軸が定まっている」という事。軸が明確だから、やるべき事が明確なんでしょうね。
自分はどういうリズムで釣りをしたいのか、どんな釣りで魚を探して行きたいのか、どんな釣り方でワクワクできるのか。
そういうのって誰しもあるとは思うけど、なかなか明確にする事は難しい。
でも、釣具屋で出会ってきた超人w達は、みんなそれが明確だった。
あなたは今日、何を意識して釣りをしていましたか?それを答えられますか?
以上、ムラキでした。
この記事も読んでかない?↓