どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませー
軽くぶっちゃけると、釣具屋以外にも、とある釣具メーカーで勤務していた事もあります。
これに関しては割にマジで詳細は語れない。
まっ、すぐ辞めたからっていうのもあるしねw
で、釣具屋時代の経験も含めて、もしあなたがこの業界で働いていきたい、もっと言えば
この業界で稼げる人間になりたい、活躍できる人間になりたい
のであれば断言しよう。
全力で英語を学んでください。
極論いえば、釣りなんて上手くなくていいし、何だったら詳しくなくても良いです。
どういう事か説明しよう。
良かったら最後までよろしくどーぞ。
目次
- はっきり言ってどのメーカーも既に目線は海外に向けてる。
- 釣りが好き、って志望動機はマジで要りません。
- 就活生「釣りが好き!釣りの楽しさを伝えたい!」
- イケてるメーカーのお偉いさん「で?っていう」
- 釣り文化は世界中にある。
- さいごに:今後は動画編集も活きるスキルだね。
はっきり言ってどのメーカーも既に目線は海外に向けてる。
特にバス。
正直言って、日本でバス釣りがあとどれくらいやれるかっていうリアルな実情もあるし、はっきり言ってこれから先日本にバス釣りに対する風当たりが良くなる事は絶望的です。パイは減る事はあっても増える事は恐らくない。
となると、必然的にマーケットは日本以外に向けるしか生き残っていく手段は無い。
それに、歴然たる事実として日本の釣具の性能は、(値段はさておき)世界中で認められている。
韓国の釣具屋なんか行くと、棚に並ぶバスルアーの殆どは日本製だったりする。
ここ数年、アメリカではケイテックのワームのモロパクリ品(特にスイングインパクトFAT)が大量に生まれて、ケイテックは権利やパテントがらみでてんやわんやしている。
清水盛三が言っていたけど、がまかつからサポートを受けてると、アメリカのバスプロからガチで羨ましがられるらしい。
なんか気が付いたらバスの話ばかりになったけどw、これはバスに限った話ではなく、あらゆる日本製の釣具が高いステータスと信用を獲得している。
ダイワシマノみたいな上場企業オンリーの話では無いのですよ。むしろ中小零細企業こそ、海外に目を向けないと生きていけないでしょうね。
要するに日本の釣り人が思っている以上に日本のメーカーは国外に力を入れてるんです、大分前からね。
これ大事ですよ。
大分前からです。
これからは海外の時代!とかじゃないんですよ、もう既にそういう業界です。あとはどう展開していくかっていうのが各社の課題であり悩みの種。
戦うフィールドとスタートラインを見誤ると痛い目合うよ。
釣りが好き、って志望動機はマジで要りません。
就活生「釣りが好き!釣りの楽しさを伝えたい!」
イケてるメーカーのお偉いさん「で?っていう」
いや、マジでこんなもんですよw
例えばあるメーカーの社員募集に、
「やる気あります!とにかく釣りが好きです!この業界を通じて釣りのすばらしさを伝えたいです!」と熱弁するA君と、
「正直釣りは全くやったことありませんし、業界の事とか全く分かりませんが、英語なら任せて下さい」っていうB君がいて、
「とにかくやる気も熱意もあるし、A君を採用するか。」
なんてメーカー皆無に等しいですよww
仮あったとしても、まぁ、これから先10年も持たないでしょうね。
だって釣りが好きで、釣りの楽しさを知ってる人間なんてこの業界には既にごまんといます。既に自社にいるようなありふれた人間をわざわざまた雇ってもしょうがないでしょ。
釣りを好きになるには時間もお金も大してかかりません。
でも英語を身に付けるにはどうしても時間もお金も根気もいる。その時間と育てる費用を考えれば、B君がいかに貴重な存在か分かると思います。経営者目線で見ればね。
それに英語に自信がある人間は、そもそもこの業界ではマジで貴重かつレアです。
普通に堪能に話せるような秀才さんは釣具業界なんかと違ってもっと稼げる、勢いのある業界に行きますから普通ww
だからこそ!チャンスなんですよ。
別に大して釣りが上手くなくても、大した学歴無くても、普通の人でもレアカードを持った人材として輝けるチャンスがここにあるんですよ。
釣り文化は世界中にある。
上でも書いたけど、もう既にメーカーは海外のパイを獲得しに行ってるし、中には強く支持された市場を獲得しているトコもある。
でもね、ちょっと矛盾はするけど、それでもまだまだですよ。
まだまだ日本の釣具の価値は広められるポテンシャルがあるとオレは思います。
英語とはまた少し違うけれどSNSやスマホの普及の勢いを活かせていないんじゃね?っていう疑問も強く抱きます。この業界には。
だからまだまだやれることが沢山ある業界だと思いますよ。むしろ、今までとは違う視点と価値の伝え方次第で、日本どころか世界から注目される存在になれるかもしれません。
第一、釣りなんて世界中に存在する文化です。
日本国内だけなんて狭い視野じゃなくて、もっと広い視野で見てみればまだまだ面白い世界が広がる業界のはず。
だから、まずは英語。釣りは言語を超えた遊びでもあるけど、価値を伝える基本はやっぱり言葉です。
もし本当に釣りが好きで、釣りの楽しさや価値を追求していきたいのであれば、竿を置いてでも英語に時間を費やしてください。
さいごに:今後は動画編集も活きるスキルだね。
最後に、本題とはそれるけど動画編集のスキルも釣り業界では重宝されていくと思う。
YOUTUBE全盛の時代ですから。
ぶっちゃけて言うと、今時自社のYOUTUBEチャンネルを持ってない釣具メーカーって終わってるよ。釣具って、どう考えても製品の魅力を伝えやすいのは動画だもん。
自分でYOUTUBEチャンネル作って、ある程度スキルと実績を積む、っていうのも面白い戦略だと思いますね。
多分、チャンネル登録者数1万人を超えたら欲しがる会社はゴロゴロ出てくると思う。
「英語はなんだかな」っていう人は参考にしてみて下さい。
以上、ムラキでした。
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