水温計は嘘を言わない。

水温計、水温計ってしつこい元釣具屋店員のブログ。

釣具屋での仕事が向いてる人について本音語るよ!

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

 

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好きな事を仕事にしたい。

 

誰でもそう思うし、100%間違いではないよね。

 

でも、それが自分に向いてるか否かは別。例え釣りが好きだからって、釣具屋での仕事に向いてるとは当然限らない。

 

オレも同僚や後輩で色々見て来たし、自分の適正にも気が付いたから釣具屋を辞めた。

 

そこで今日は、性格や適性という観点から、こういうタイプの人は釣具屋の仕事に向いてるかな?っていうのを考えてみました。

 

興味のある人は是非参考にして欲しい。

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。

 

目次

 

こんな人は向いている!

大前提だけど、釣りが好き、楽しいと思えることですね。

 

これは当然。後述するけど、別に全くやったことなくても良いです。必ずしもそこは採用基準ではない。パートさんなんかは特にそうだし、社員でもそういう人いましたよ。

 

でも、パートさんはさておき、社員やフルタイムでバイトしたりするならそれなり好きになっていかないと、まず続かないです。これは断言できる。

 

それを踏まえた上で、向いてる人の特徴を挙げていこう。

 1.人と話すのが好き。

勿論接客業だからっていうのもありますが、何よりお客さんとのコミュニケーションによって釣果情報を得るのも釣具屋店員の大事な仕事だし、後述するけど釣具屋のお客さんって話したがり、自慢したがりの人も多い。良くも悪くもねww

 

でも、釣り人にとってはそういう表現する場も必要なのですよ。これは何気に大事なポイント。

 

だから、お客さんの話に楽しく耳を傾けられるっていうのは凄くデカい。

 

実際、パートさんで釣りは全くやらないけど、聞き上手な主婦の人がいたんだけど人気だったねぇ。

2.手先が器用、あるいは何かを組み立てたり作るのが好き。

例えば店頭で、竿やリールの修理をしたりする事もあるし、正直そういった作業の中には細かい作業とかも多くて、ある意味向き不向きがはっきりしやすい内容のモノもある。

 

まぁ、基本的には慣れの問題だけどね。

3.教えられるのが上手い。

妙な日本語に聞こえるかもしれないけど、これは結構大事。

 

要は良い意味でプライドが高くないって事ですね。

 

店員がお客さんに教えたりアドバイスするのも確かに大事だけど、実はそれ以上に

 

お客さんに教えてもらう事も大事。

 

上でも書いたけど、この仕事って別に未経験でも出来るのですよ。で、これも上で書いたけど釣り人って話したがりも多いし、同時に教えたがりも多いですww

 

だから、別に釣りに詳しくなくても、上手くなくても

 

「いやぁ、実は僕エギングが下手でアオリが全然釣れないんで、むしろ教えて下さいよ」

 

「そうなん?今の時期はチャンスだから頑張らな~、ラインは何号使ってる??」

 

みたいな感じで良いんです。

 

可愛がってもらう・・・というといやらしく聞こえるかもしれないが、お客さんが情報や知ってる事を誰かに与えられる場を作るっていうのは実はすごく大事。

 

表現できる場を提供する。

 

これはなかなか伝わらないかもしれないけど、業種問わずリアル店舗の存在意義の一つですよ。

 

ただし、媚びるのとは違うからね。そこは誤解の無いように。

 

4.はっきりとモノを言える。

これは必ずしも求められる要素ではないし、正直お客さんから嫌われるリスクもある。

 

でも経験上、

 

最もお客さんから慕われていたり、信頼されていたスタッフはまさにそういうタイプ。

 

「いや、それじゃ釣れませんって。」

 

「ライン細すぎです。」

 

みたいに、自分の意見をはっきり言えるスタッフは嫌われる事も多かったけど、それ以上に好かれる事が多かった。しかも、少々いやらしい話だが不思議と「太い」お客さんからの信頼も厚かった。

 

嫌われる勇気ってほんとに大事なんだね・・・

 

あっ、これはあくまで嫌われるのを恐れない、っていう意味であって、わざわざ嫌われるような言動をするのとは違いますからね。一応それだけは補足です。

まとめ

今時、ただ釣具売ってるだけじゃAmazonに勝てない。

 

だってオレでさえ今じゃあまり買い物で釣具屋行かないし。中古でルアー漁りに行く時くらいかな。

 

軽く爆弾発言だがw

 

っていう位、オレはネットで買う事の方が多い。実際そういう人はかなり多いでしょうね。

 

近所に行きたいと思える釣具屋が無いし、1件だけ「この店で買いたい!」っていう個人でやってる店があるけど超遠いからねぇ。

 

だから、これからの時代・・・というか今既にそうだけど、単純に「釣りが好き」「釣りが上手い」「知識が豊富」ってだけじゃAmazonに勝てませんよ。

 

お客さんに、

 

「この店員がいる店で買いたい!」

 

「大して買うもん無いけど、仕事帰りにちょっと顔出すか」

 

「こないだ釣った鰤自慢しに行ったろww」

 

って思ってもらえるかが重要。

 

その為には、自分が釣りと釣具屋での仕事を楽しんでないとね。

 

釣具屋での仕事に興味がある人の参考になれば幸いです。

 

以上、ムラキでした。

  

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