水温計は嘘を言わない。

水温計、水温計ってしつこい元釣具屋店員のブログ。

意識する事は3つだけ!誰でも出来る根がかり回収率がアップする外し方!!

どーも、元釣具屋店員のムラキです。

いらっしゃいませー

 

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 オレは正直言って釣りは滅茶苦茶上手いわけではないです。何かずば抜けて極めた釣りとかも無いし。でも唯一人に自慢できるレベルで、上手いとドヤれるモノがあるとしたら、

 

根がかりを外す事。

 

釣果関係ねぇよっていうww

でもマジ。

 

回収率100%とは言えないが(というかあり得ないが)、一緒に釣りに行った知人の根がかりとかもよく外したね。

 

なので今回は、根がかり回収の可能性をアップさせる3つのポイントについて書いてみようと思う。因みに特殊な回収機とかは使わないよ、あれば便利だけど。

 

今日もぶっちゃけるよ!

 

目次

 

 

ポイント1.ラインを張らずに、 ラインを揺らせ!

超重要です。釣り方、引っかかる対象問わず、これが大前提になる。というかこれを丁寧にやるだけで、回収できるケースは凄く増えます。

 

まず頭の中でイメージしてもらいたいんですが、今自分の左手の人差し指の上にトリプルフックの先端が触れるようにして乗っかっているとする。フックのアイにはラインが結ばれていて右手で持っています。

これを「左手は一切動かさず、右手でラインだけを動かして」フックを外すとしたら、あなたならどうのように動かすだろうか?

 

当然「揺らす」よね。そっと。

いきなり張ったり引いたりしたら、速攻で惨劇が爆誕するだけだから。

 

根がかりを外すという事は結局こういう事なんですよ。

 

オレもそうでしたが、根がかり外す時にやる人が多いのがラインをいきなりピンピンに張ったり、引っ張る行為。

はっきり言ってこれを最初にやると、回収率はガクンと下がる。それで外れる事もあるかもしれないけど、そういうケースはそもそも軽度の根がかりだったていうだけ。指の例え話で言うなら、指の側面にホントに軽くかかっていただけ。

 

地上の木の枝やロープとかにかかった時は特にそうかな。水の抵抗が無い分、引っ張るとダイレクトに「ズブッ」といきやすいです。逆に言うと水の抵抗が無い分、揺らした振動が針に伝わりやすいから、実は揺らす意識さえあればあっさり取れるケースも多いですね。

 

問題は水中の障害物。水深によって水の抵抗&ラインの伸びも考慮しないといけなくなるから、ただ「揺らす」だけでは取れない事もある。そこで次のポイントが大事になります。

 

 

ポイント2.ラインをリズム良く張って緩めろ!

上でも書いた通り、水中の障害物の場合は水の抵抗とラインの伸びが関係してくるから、どうしても「張る」事が必要になります。でもラインを「揺らす」という目的は同じだからね。

コツと意識の仕方は以下の通りです。

①竿をゆっくり立てて、引っかかりを感じ始めるポイントから「気持ち張る位」の加減の場所をまず覚えておく。

②そこから竿を下げて、ラインテンションを抜く。

③ ①で覚えた位置まで再度竿を立てる。この時素早く竿を立てる。

④ ②、③を一定のリズムで繰り返し、外れなければ張る力をジワーっと強くしていく。

 

イメージとしては、ピンピンにテンション張った状態が100%だとするなら、張る時 は50~60%の間位かな。

 

これを一定のリズムでやる事が大事です。ポイント1だけじゃ取れなかった根がかりでも、これをやってみるとあっさり取れるケースは多いね。とにかく忘れちゃいけないのが、あくまで「ラインを揺らす」という意識です。

 

ここまでやったけど取れない!っていう場合は次のポイントを意識しよう!

 

 

ポイント3.緩急つけてフックやシンカーに直接インパクトを与えろ!

ここまでやって取れない場合は、フック等がある程度障害物に食い込んでるか、ややこしい複雑な場所に引っかかっているケースだと思います。こうなってくるとただラインを揺らすだけじゃ歯が立たない。なので、ここからは掛かってる場所に直接一瞬のインパクト与えてやる意識が大事になります。

 

ちょっとイメージが難しいけどやり方は以下の通り。

①竿をできるだけ高い位置に構えて、その場所でラインが軽くたるんだ状態を作る。

②竿の位置は動かさずに、リールと元ガイドの間のラインをゆっくり弓を引くように引っ張り出す。

③ラインを引く指に「これ以上引っ張ると痛い!」という感触を感じたら、矢を放つように引っ張っていたラインを一気に弾いて緩める。

④ ①からまた同じことを繰り返し、③の引く力を少しずつ強くしていく。

⑤これを何回繰り返してもダメなら、③で弾いた後すぐに竿を引き、ラインを一気に張ってダブルインパクトを与える。

 

っていう感じ。ポイント2.との違いは、「竿を高い位置でキープする事」「加えるテンションを上げる事」「緩急をはっきりつける事」です。まんま弓を射るイメージがぴったりですね。

 

⑤は、割と最終手段。最初のインパクトでフックやシンカーのかかりが軽くズレた瞬間に、一気に向きや位置を変えてやるイメージ。ただし、最初にコレをやると下手したら逆効果になるので、あくまで何回か試してからやってみよう。

 

ぶっちゃけて言うと、軽度のかかり方だったら、ポイント1~2すっ飛ばして、ここの①②だけでポロって取れる事もあったりするけどねww

それ位竿が高い位置から力を加える事は大きい。ただ、これはどうしてもラインを張ってしまいやすいので、下手したらズブッ、といきます。だから慣れるまでは1~2まで段階を踏む方が無難ですね。

 

 

 まとめ&注意

ここまでの事を試してみても取れない時は、切れるのを覚悟でラインを直で引っ張ってみるしかない。絶対の方法ではないので。それでも、コレを意識してもらうだけで確実にルアーや仕掛けが帰ってくる可能性はUPするね!

 

でも、何がどうあっても、「もうめんどくせーから途中で切るか」ってプチっと半端な所で切るのはNG!余程の事が無い限り、そうせざるを得ないケースは極めて稀だからさ。

 

水の中や釣り場に残すモノは、最低限にとどめる努力を!!

 

切る時はアイから。

釣り人の責任の一つやで。

 

 

以上、ムラキでした。

 

 

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