【書評 悩みどころと逃げどころ】釣り人のレベルは「質問力」に表れる。

どーも、ムラキです。


新刊ではないけど、プロゲーマーの梅原大吾氏と、人気ブロガーのちきりん氏の対談本が超面白いです。

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

 

 全く違うフィールドの2人だが、バトルトーク一歩手前の意見のぶつかり合いは読んでてドキドキするww

ほぼ全編に渡って面白いんだけど、このブログで絶対に取り上げたいのが「質問力」の話。


ウメハラ  

実はゲームの世界でも、 日本人は〝 疑問を持つ力〟 が足りないんです。 ファンからの質問でもその差は歴然 として て、アメリカ 人の質問の ほう が圧倒的におもしろい。

ちきりん  

たとえばどう違うの?

ウメハラ

「 あなたの動画を見てると、この部分の動きが他のプレーヤーより非効率 に思える。それなのにあなたが一番、勝ってる。ウメハラさんが一見非効率に見える動きをするのはなぜですか?やっぱりそこに強さの秘密がある んです か? それとも単に好みの問題ですか?」みたいに、アメリカ人の質問は感心するほど具体的だし、深いんです。ところが日本人からの質問 は、「 僕は思うように勝てません。どうすれば勝てるようになりますか?」 みたいな質問ばかり。格闘ゲーム自体は、日本のほうがレベルが高いのに。

 

ちきりん; 梅原大吾. 悩みどころと逃げどころ(小学館新書) より引用

 

 これ、スゲー分かる。


釣人でもこういうふわっとした質問しか出来ない人って凄く多い。正確に言えば、答えを求める事しかしない質問ですかね。


「どうしたらアオリイカが釣れますか?」

スピナーベイトでどうすれば釣れますか?」

「潮の流れってどうやって判断するんですか?」

 

みたいな。しかもそういう質問をする人に限って、

「スピナベはまずは表層をキープ出来る位でゆっくり巻いてみると良いよ」

ってアドバイスすると、今度は、

「どういう場所に投げればいいですか?どういうタイミングで投げればいいですか?

と、聞いてくるから答えるけど、しばらくして釣れなければまた、

「釣れません、どうしたら釣れますか??」
「・・・」

デジャヴかww

 

目次

 


”答え”を問う前に、”何故?”を問え。

 誰だったか忘れたけど、ルアー釣りが上手くなるコツについてこんな事を言っていた人がいた。

「釣れるルアーが”どうして釣れるのか?”を考えて、仮説を絞り出せ。それを他のルアーや状況で再現できないか試せ。」

と。その通りだと思う。


結局、スピナベで釣れない人にオススメのスピナベをすすめても釣れないんですよ。仮に釣れても一喜一憂して終わり。しばらくすると誰かに釣れるスピナベをまた聞いている。考えないから。


上手くなる人って例えばこういう事を考えている↓

なんでDゾーンって釣れるんだろ??あっ、ワイヤースゲー柔らかい。もしかしてこれが良いのか?HP見たら狙ってそうしてるんだね。じゃあ、他にワイヤーが柔らかいスピナベってないかな??同じような動きやアピール力があるのかな??

(お店で聞く)

「すみません、Dゾーンみたいにワイヤーが割と柔らかいスピナベってありますか?逆に凄く硬いモノも知りたいです。」


もう絶対上手いよ、こういう人。

 

 

的確な疑問を持てる時点で答えは目の前。

ウメハラ氏はこんな事も語っている。

 

ウメハラ  

僕自身、おもしろい疑問が頭に浮かんだ時は、「俺ってなかなかナイスじゃん」 って思うんです。なぜかと言えば、おもしろい疑問って、それを感じた時点で答えが見つかったのと同じような感覚が得られるから。結局のところ疑問さえきちんと持てれば、たとえ時間がかかっても、自分なりの 結論に必ず到達できる。

ちきりん

一方、「どうすれば勝てますか?」みたいな質問をしてる人は……

ウメ ハラ

100年たってもそこから先に行けないでしょうね。

 

ちきりん; 梅原大吾. 悩みどころと逃げどころ(小学館新書)より引用

 
的確な疑問を持てた時点で、答えは半分顔を出している。まぁ、釣りの場合は特にね、自然相手だからすぐに答えが得られるとは限らないけど。

でも、「これ、何が違うの?」っていう違いに気が付いた時点で核心は近い。


実際、オレが昔人と話しててあっ、鋭い!!」って思ったのが、

田辺哲男とかって、スピナベで丸型のベイトリールを拘ってよく使ってますけど何でロープロのベイトじゃないんですかね?単純にギア比の問題ですかね?でもロープロでもゆっくり巻けるモノはありますよね?」

上から目線でモノ言うわけじゃないけど、この人は絶対に上手くなる、というか既に上手いはず!って思った。

巻物は、ゆっくり巻けてパワーのあるローギアがいい、という定説を知っていても、そこから”なんで?”を考えられるだけでも、「巻物=カルコン」みたいな安直な選択肢しか生まれない人とは差が出るだろうね。


因みに理由を知りたい人はコチラをどーぞ。

basser.tsuribito.co.jp

 

まとめ

オレもブログを始めて気が付いた事だけど、人気のブロガーの人達の記事と自分の記事の違いを考えるって死ぬほど大事なんですよ。

何気に色んな事トライ&エラーしてんだこれがw

自分で考える事。

考えた上で他人に鋭い質問を切り込むこと。

この重要さをほぼ全編で叩き込まれる良書です。

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

悩みどころと逃げどころ (小学館新書 ち 3-1)

 

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ばかりで検索してる人は、マジで一度読んでみて欲しいです。

 

以上、ムラキでした。

 

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