どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませー
数年前まで琵琶湖に通っていました。
琵琶湖に通うようになって心底驚いた事は、釣り人の投げてるリグのヘビキャロ率の高さ!
みんなヘビキャロじゃんっていう。
しかも普通に1oz以上のヘビーシンカーでブンブン投げまして100m近く遠投してる人もゴロゴロいるし、ホントにここは湖なのか??と不思議な感覚さえ覚えた。
で、別に琵琶湖に限った話ではないのですが、ヘビキャロをやっている人を沢山見て来たけどマジで99%の人は死ぬほど大事な事をやっていない。
それは、ラインの結び直し。
冗談抜きで大事な話です。
今日もぶっちゃけるよ!
目次
あなたがぶん回しているそのシンカーは”弾丸”だという事を忘れてはいけない。
率直に言えば、投げ切れは怖いよ!っていう事。
まぁ、琵琶湖に多い三又式ヘビキャロはそうでもないけど、一般的なバレットシンカーを用いるヘビキャロなんかは、どうしても遠心力でシンカーがスイベル側の結び目に大なり小なりダメージを与える。
この衝撃はシンカーが重たくなればなるほど増していく。それに、結び目から切れる以外にも、単純にラインのどこかが何かにこすれてダメージを受けている可能性だってある。これは三又式でも同じ。
事実オレが昔やらかしたんですが、ロックフィッシュ狙いで海でヘビキャロをやっていて、キャストしようと後ろにテイクバックした瞬間にラインブレイクした。
21gのバレットシンカーが真後ろに文字通り弾丸の如く飛んで行った・・・幸いそこは漁港内の突き出した堤防。後ろには海があるだけなので良かった。
だがもし後ろに民家、車、人がいたとしたら・・・思い出すだけでもゾッとするね。その時ラインの結び直しはおろか、ラインチェックすら行ってなかったよ・・・
マジで下手すればシャレにならない結果に・・・
ヘビキャロで用いるようなヘヴィーシンカーがキャスト時にラインに与える負荷というのは凄まじい。
事実、ヘビキャロをベイトでキャストしてバックラッシュが起きると、高確率でラインブレイクする。
もうトラウマになるレベルの断裂音と共にね・・・
少し話が違うけど、確かキムケンが言ってたんだったかな?アメリカでパンチングとかフリッピングをする時は硬いフェイスガードをする人もいるらしい。
要はすっぽ抜けた時にシンカーがすっ飛んできて、自分や同船者の顔に直撃してしまうリスク対策でなんだと。その手の釣りだと超至近距離だし、ロッドの打点からして顔や頭部目掛けてすっ飛んできてもなんらおかしくないよね。
特に硬度最強クラスのタングステンシンカーとかリアル凶器だよ。マジ下手したら死亡事故にもなりかねない。
仮に切れて飛んでいくのが前だろうが後ろだろうが、横だろうが真上だろうが関係ない。単純に、
「いっけねぇ~」
では済まないレベルの大けが、損害が生まれても全く不思議ではない事実をヘビキャロをやる人は忘れてはいけない。
ホント琵琶湖なんて、ずらっと人が並んでみんなして大遠投しているエリアとか普通にあるけども、定期的に結び変えてる人なんて殆ど見た事ない。
安全という釣りの基本をみんな忘れてないかい?
後悔してからじゃ遅いですよ?
ロッドやリールも大事。でも、ラインもケチらずちゃんと巻き替えよう。
結び直す事と同じ観点で、ヘビキャロみたいに長距離を飛ばす釣りの場合、シンプルに水に触れるラインの量と時間が他の釣り多い。
それはイコール、ライン全体が劣化しやすいという事。PEだとあまり気にする必要は無いけど、フロロメインの人は意外とこの事実を分かってないです。
オレは琵琶湖に通ってヘビキャロをやっていた時期は、シーガーのフロロマイスターを愛用していました。というか、他の釣りでも全般的に使うけどね。
売り上げランキング: 521
まとめ
要点をまとめます。
・ヘビキャロで用いるような重たいシンカーがラインや結び目に与える負荷は大きい。
・結び目は勿論、メインライン全体のラインチェックが超大事。
・ヘビーシンカーは凶器になる。
正直、ヘビキャロを安全に投げる為には投げ方も大事ですけどね。オレが後ろにすっ飛ばしてしまったのも、明らかに投げ方も悪かったからなぁ。
だが、ラインチェックと安全確保はそもそも釣りの基本。
安全に楽しむ参考になればと思います。
以上、ムラキでした。
この記事も読んでかない?↓