どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませ-
ルアーのトリプルフックを錆びさせないたくない!
大抵の釣人ならそう思うよね。
でもね。
はっきり言いますが、フックは錆びさせない意識よりも、定期的に交換する意識の方が明らかに大事です。
勿論、適当に放置してOKとは言わないけれど、かといって錆止めスプレーや、丁寧な洗い方なんかも必要ないです。
はっきり言って、
それ無駄だから。
道具には愛着を持ってはいけないモノもあるのですよ。
良かったら最後までよろしくどーぞ。
目次
ソルトなら軽く水洗いで十分。淡水なら風通し良くして放置でもOK。
まず大前提としてモノを大事にする事はとても大事な事だし、簡単に出来て質を維持できる方法は当然やるべきです。
その方法は簡単。
海で使用したルアーなら真水で軽く洗って、水気をザっと切る。あとはルアーBOXに戻して蓋を開けたままにしておく。
淡水での使用であれば、BOXの蓋を開けて放置しておくだけでもOK。別に洗っても洗わなくてもどちらでも良いです。
基本、これで十分です。BOXに戻さず、棚とかに置いて乾かしても勿論OK。
これ以上の錆止めの工夫だとかなんとかマジで要らないから。
もしこれで1日かそこらで錆びるならそれはフックが悪い。どちらにせよさっさと交換しよう。
これを踏まえた上で、何故錆止めにあまり意識を向ける必要が無いのか書いていこう。
普通に使用して錆びはじめたら、針先も鈍り始めてると思え。
いきなり結論ですが、錆が出てる=針先の鋭さが失われつつあると判断していいです。
ぶっちゃけた話、どんなに錆に強いフックでも錆びる時は錆びる。し、並行して針先だって使用している内に鈍ってくる。
フックがボディーに当たるし、障害物に接触もするのだから。一概にも言えないけど、錆が出始める頃合いというのは、同時に針先だって鋭角さを失いつつあるサインでもあると思って良いです。
勿論上記で述べたように、出来るだけ錆が出ないための維持方法をやった上での話でですよ。めんどくさがりのオレだって、シーバスで使用したミノーは軽く真水で流している。まっ、タルい時は忘れるけどww
この記事でも書いたけど、そもそもフックは消耗品。これは多くの釣り人が見逃がしてるポイントです。
錆止めのアイテムなんか使用したところで、針先の鋭さが戻る訳でも何でもない。だから、錆が出始めた段階で「それなりの時間使用したんだな」と判断してフックをさっさと新品に交換した方が良いですよ。
カッターナイフが錆び始めて切れにくくなったら、誰だってさび落としだのなんだの使わずにさっさと刃を折って新しい刃を使うよね。それと同じだよ。
問題なのは錆が出る事ではなく、釣果を落とす事。
錆びさせたくない!という気持ちというのは、そもそも論を言えばフックの折れや刺さりを懸念してだと思ういます。
誰だってばらしたくないし、確実に掛けたいですから。
だったらさ、そんな錆止めの小細工に時間かけずに、さっさと新品に交換する方が絶対に合理的だよ?時間も大してかからないし、フックの鋭さは新品時が最強なのだから。
モノを大事にする事は基本尊い行為だが、それでルアーの釣獲能力を削いでしまうようなら本末転倒。
フックには非情でいよう。
それがフックに対する正しい接し方です。
まとめ
自分が特によく使うプラグに関しては、いつでも交換できる用意を整えておくことをオススメします。ましてやトリプルフックなんて何千円もするモノじゃないじゃないですか。
錆止めスプレーを買うお金があれば、トリプルフック位余裕で買えちゃうよね?
ルアーを沢山持ってる人より、予備のトリプルフックを沢山用意できる人の方がオレは確実に釣果は伸びると思いますよ。
参考になれば幸いです。
以上、ムラキでした。
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