【伊東由樹へ】メガバス人気は何故勢いを失った?元釣具屋店員が本音とポイズンをアドレナするよ。

どーも、元釣具屋店員のムラキです。

いらっしゃいませ~

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画像出典:メガバス HP X‐POD

 

先に謝ります。

 

メガバスさん

スミマセン。

 

今回はファンだからこそ語らせてもらいたいです。

 

メガバスと言えば・・・

美しい造形、やたらと長ったらしいパッケージ裏の説明、893みたいな風貌の社長、そして確かな釣獲能力。

そんな魅力にあふれたルアーメーカー。

 

繰り返すが、オレはメガバスファン。

悪口を言ったつもりは無ぇw

 

でもハッキリ言って、メガバスにはもうかつてのような勢いは無い。

勿論、相変わらず根強い人気もあるし、良いルアーやタックルも相変わらず多いけどね。

 

でも正直言って、釣具屋時代から「あのメガバスが・・・」って複雑な気分になる事も多かったのよ・・・

 

何故メガバスが勢いを失ってしまったのか?元釣具屋店員の視点も含めて語ってみよう。

 

今日もぶっちゃけるよ!

 

 

目次

 

 

 

【昔のメガバスの勢いはヤバかった!】

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画像出典:メガバス HP ヴィジョン ワンテン

 

メガバスの勢いが最も凄まじかったのは、やはりバス釣りブームとも被っていた1990年代。その当時のオレはまだガキだったし、1個1000円以上もするルアーなんて殆ど買えなかったので当時の勢いを肌で感じる事は出来なかったけどね・・・

 

でも、釣具屋時代のベテランの先輩スタッフから聞いた話だと、昔は今じゃ考えられない程人気だったらしい。

 

先輩は当時から釣具屋で働いていたらしいけど、朝出勤したら真っ先に、

「出荷できるルアーはありますかね!?」

っていう電話をメガバスにかけるのがルーティンだったらしいww

 

新しいメガバスのルアーが発売となると、釣具屋に長蛇の列ができる事も当たり前。

酷い話だと、他のルアーと抱き合わせて高い値段で売る、なんて事も平気でやってた店が珍しくなかったらしい。

今そんな売り方したら流石にどこのメーカーでも怒るし、Twitterとかで炎上しかねないけれど、当時はそれでも欲しがる人が多かったという事だろう。

 

近年でそんな行列が出来たりするような事って殆ど無いよね。

レイドジャパンのダッジぐらいかな?

こんな記事もあるしねw

turileco.net

通販・ヤフオク・メルカリが当たり前の時代に10時間並ぶって、

ダッジ人気すげぇなオイww

 

話がそれたけど、何にせよ1990年代のメガバスバブルは釣り人も釣具屋も狂ったんだね。

 

 

【何故メガバスは勢いを失ったのか??】

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ここからが本題。

 

一時期は人気の頂点を極めたメガバスが、何故ここまで勢いを失ったのか?

 

オレは大きなポイントとして、5つあると思う。

 

 

《1.もう見た目だけで人を釣るのは難しい時代

今ではどこのメーカーのルアーも美しくてリアルだからね。

 

言い方は非常に悪いが、ルアーを沢山売るには見た目で人を釣るっていうのが凄く簡単なビジネスモデルであることを示したのは間違いなくメガバス。良い悪いはさておくにしても、これはれっきとした事実。

 

だからこそ今ではどこのメーカーでも、見た目のリアルさ、美しさにも注力するようになった。この辺りはこの記事にも書いてます↓

buramuraki.hatenablog.com

 

圧倒的個性だったルアーの造形美は、もはや当たり前の前提にさえなってしまった感はある。日本製のルアーならね。

 

それに、単純に釣り人もバカじゃないのよ。確かに綺麗で魚っぽいルアーは釣れそう。でも、これだけバス釣り業界が成熟してしまった今では、それだけで飛びついてくれる人はもう少ない。

 

見た目に拘る事は、日本市場でルアーを売る上ではとっても大事。でも、それだけで人気を獲得できる時代はとうの昔に過ぎてるよね。

 

 

《2.影響力のある若くて勢いのある広告塔がいない

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画像出典:金森隆志 オフィシャルブログ

 

ハッキリ言ってしまえば、金森隆志がいなくなったのは相当大きかったと思う。

 

賛否両論、好き嫌いは分かれる人だが、やっぱりカリスマ性はあるからね。

 

オレもメガバスの製品をいち釣り人として意識しなくなり始めた時期は、金森がレイドを立ち上げた頃と丁度被ってるし。何だかんだで、金森を通じてメガバスは若々しさと勢いを保っていた部分はある。

 

今現在メガバスと契約してる人で、若くてカリスマ性があって勢いのある人物がいるか?って話だけど、バスにもソルトにも一人もいないねぇ。

小森嗣彦??まぁ、確かにトップレベルのトーナメンターだけど、かといって勢いがあるようなカリスマ性は別に無いし、正直「あっ、メガバスと契約してたんだ」って感じ。

村岡昌憲もブルーブルーのイメージの方が先行するし、この人も別に若くて勢いが有る訳じゃない。影響力はあるけどね。

 

ジャッカルなんて、釣りよかでしょうみたいなYOUTUBERと積極的にコラボしたり、若くて勢いのあるプロアングラーがプロデュースした製品も多いよね。トランポ水野・マーモとか。しかもそこそこ人気も獲得しているルアーもある。

 

何の業界でも同じだが、広告塔になる人物に若さや勢いが感じられないメーカーに一流企業は存在しない。

 

《3.2ちゃんねるメガバスマジックを打ち消した》

これ割とデカいんじゃないかな??

本気でそう思う。

 

良くも悪くも、本音も嘘もストレートに書かれる場だから、

「いまだに見た目で釣られてる奴ww」

「○○社の方がよっぽど釣れるわww」

的な書き込みを見て、良くも悪くも冷めてしまった日本人は案外多い気がする。

 

2ちゃんに限らず、ネット上での情報交換が当たり前になった事で、目立つ存在だったメガバスは格好の話題の的になったと思う。

 

「実際どーよ??」

 

って。

 

人気が故に、インターネットがメガバスマジックを打ち消してしまった部分は大きいはず。

 

《4.釣具屋に量産した不良在庫の山が、店員の注文意欲を鈍らせた》

これはムチャクチャでかい!!

もう断言するよ。

 

釣具屋行くとさ、在庫処分するためのワゴンセールみたいなスペースとかってあるじゃん??オレ、どの店でも必ずチェックするんだけど、まぁ高確率でメガバスのルアーはあるね。

 

昔だったらあり得なかった光景だと思うよ。メガバスは確かに名作も多いけど、駄作も超絶ニッチルアーも多いからね・・・

 

勢いがあった分、コケ方も盛大に大きくなってしまう。

いつの時代のどんな業界でも、人気者の定めなのかもしれないが。

 

 

昔の勢いを信じて仕入れてみたけど思いのほか売れなくて不良在庫

ワゴンセール行き

それでも残るしどうしよう??

は?新製品?・・・少し慎重になるか。

 

こういうパターンで頭抱えた店は多いと思う。

うん、オレもだいぶやられたねww

 

昔じゃあり得なかっただろうけど、新製品の売り込みの電話もちょいちょいありました。

 

オレの店はそうでもなかったけど、メガバスのリールとかも「返品対応可能なんで!」的な営業が凄かった店舗もあったらしい。

 

本社から全店に通告があったもん。

「やめとけ。つーか仕入れ通さない方向で行くから」

超ドライww

 

 

リールじゃないけど、正直営業がしつこい時は確かにあったからね。

 

もうホントに当時ムカついたからぶっちゃけるけど、ド〇ンクフ〇イが発売された時とかマジでひどかった。

 

(以下実話)

 

営業「先日送ったFAXご覧になっていただけましたかね??」

見たけど別になぁって感じ。

 

営業「今売れてるんで!」

嘘つけw

ぜってー信じねーよww

 

営業「僕も使います!」

知らなねええええよww

 

売り込みがしつこかったメガバスルアーで、全国的に売れたモノはオレは1つも知らない。

 

 

《5.個性やコンセプトが分かりづらく、勢いが全く感じられない》

先に言っとくけど、メガバスファンはここでそっ閉じする事をオススメする。

かなりポイズンをアドレナするんで。

 

例えばデプスなら、デカバス専門っていう分かりやすさがある。

ジャッカルならYOUTUBERとのコラボや影響力のあるプロも多くて、常に新鮮で新しい製品やコンテンツに繋げている。

ガンクラフトはジョインテッドクローみたいに、良くも悪くも強烈な個性の柱で売っている。

 

で・・・メガバスはどーよ??

そりゃあ、名作は多いけど全て過去の遺産だよね、っていう。

最近のルアーで強烈に印象に残ったルアー、話題って何があります??

あえてひねり出すならI×Iシャッド位かなぁ。

 

それに、メガバスって案外コンセプトとか個性が分かりづらい。

 

www.megabass.co.jp

これ読んでみたけど、眠たくなるもん。

 

私達は、コンピュータメイドによるマスプロダクツほどの精度は出せないし、手際の良い作業をするのにも限界があります。しかし、日々スキルを磨き、お客様の励ましからモチベーションを高め、他の釣具ではもたらすことのできない何かを感じ取っていただける様なモノづくりを目指しています。

 

(中略)

 

私達は、世界中に供給できる「日本の工芸品」を作っている感覚を忘れない様にしています。

※コンセプト 本文より一部抜粋

「だから何?」っていう。

 

工芸品でどんな釣りが出来るの?

工芸品でどんな世界観が生まれるの?

工芸品でどんな楽しさを生みたいの??

 

メガバスさんさ、消費者はそこを知りたいのよ。

ぶっちゃけあなた達の拘りなんて、

オレら1mmも知ったこっちゃないの。

 

一般の釣り人には「これでこんな釣りが出来るんだ!」「こんな楽しい釣りが出来る!」っていう分かりやすさが必要なのよ。

 

先述の通り、今じゃどのメーカーのルアーでも見た目のクオリティは高い。

奇抜なデザインとアイデアなら、ジャッカルや他社の方が挑戦的で勢いもある。

ましてや今の時代、どのメーカーのルアーも良く釣れる。

 

メガバスの個性だった方向性は、もはや他社でも当たり前になった。

 

ハッキリ言って今のメガバスは、ただの大きなルアーメーカーってだけ。

強烈な個性もコンセプトも無ければ、若くて影響力のある人間もいない。

 

悪いけどメガバスは職人の自己満足感が寒い。

 

モノ作りへの拘り?

いつまでそんな眠たい拘りに消耗してるの?

 

このままじゃ本気で10年後に消えててもおかしくないですよ、メガバスさん。

 

 

【おわりに】

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画像出典:メガバス HP 会社概要

 

今回は結構、ポイズンをアドレナしたけど、冒頭にも書いた通り、いちファンだからこそはっきり書かせてもらった。

 

 だって良いルアーは多いからね!

 

DOG-X、POP-X、TKツイスターなんて良い思い出しかない位思い入れがある。

 

でも、残念ながら今のメガバスには全くイケてる勢いを感じないし、次はどんなモノ出してくるのかな??っていうワクワクも無い。

 

バンドで例えるならX JAPAN

 

オレも死ぬほど好きだったバンドだけど、相変わらずアルバムは全然出さないし、かといって精力的にライブしてるわけでもないし、ライブも相変わらずYOSHIKIがぶっ倒れて熱狂っていうテンプレ感。

ただのオッサンバンドが、小遣い稼ぎしてる感が寒くて萎える。

 

メガバスさん、まさにあなた達はそういう事ですよ。

あなた達は、どんなワクワクを提供したいんですか??

 

悪いけどオレには1mmも伝わらない。

 

メガバスや伊東由樹への課題図書はコチラ。

やっぱり! 「モノ」を売るな! 「体験」を売れ!

やっぱり! 「モノ」を売るな! 「体験」を売れ!

 

 

 頼むから、ワクワクするメーカーでいて下さい。

 

貴社を愛してるからこその記事です。

 

以上、ムラキでした。

 

 

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buramuraki.hatenablog.com

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