水温計は嘘を言わない。

水温計、水温計ってしつこい元釣具屋店員のブログ。

【難しい季節?】秋のバス釣りで釣れない人にありがちな3つの思い込み。

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

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秋のバス釣りは難しい!

 

よくそう言われているけど、ぶっちゃけ難しくないですよ。

秋って。

 

むしろ、一番簡単な季節とも言える。

その理由は後述するね。

 

ただし。

 

正直言って、

 

秋は釣り人が”変な思い込み”を

一番背負いやすい季節です。

 

特にありがちな思い込みが3つあるね。

 

それ本当かよ??

 

って、いつも思うもん。

 

秋のバス釣りはもっとシンプルに楽しもうぜ。

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。

 

目次

 

大前提:そもそも秋ってどういう季節??

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まずはここから。

ざっくりとだが、整理しておこう。

 

もう超~シンプルです!

 

バスが基本元気で、

何処にでもいる。

 

これが基本。だし、これが考え方の軸。

 

 

基本的に元気、っていうのは2つの理由がある。

 

①水温が快適な適水温。

②産卵絡みのバスがほぼほぼいない。

 

①が最も大きな理由かな?

 

過酷な夏の高水温でもなく、動きが鈍くなる冬の低水温でもない。バスもベイトフィッシュも動きやすくて過ごしやすい季節だからね。

 

②も地味ではあるけど理由の一つ。春は良くも悪くも産卵行動によってバスの食い気が大きく変わるし、夏も場所によっては産卵からの回復絡みのバスも案外多い場合もある。

 

その点、9月以降になれば産卵絡みのバスの行動を考える必要はほぼ皆無だろうね。

 

水温も基本快適だし、バスの食い気やご機嫌を大きく変える過酷な条件・生理現象も無い。

 

だから、浅場・深場・回遊・カバー着き・エビ食い・鮎食い・・・etc

と、色んなトコに散って、色んな事してるバスがいる。

 

みんな自由ww

 

パターンもあるようで無いような季節だったりするからね。

 だからこそ、釣人が変に思い込みを背負いやすいんだけど・・・

 

という訳で、本題。

 

秋のバス釣りで釣れない人にありがちな、

3つの思い込みについて語っていこう!

 思い込み①:ターンオーバーしてて釣れない!

超絶的にありがち。

 

もう、秋になかなか釣れない人の大体の言い分。

 

ターンオーバーっていうのは、その水系の表層温度が下がる事で、底の水と、表層の水が入れ替わってしまう事。

 

冬にバスタブに貯めたお湯を放置しておくと、底の方に冷たい水が貯まってて、足入れた瞬間に”冷たっ!?”ってなるよね。

 

あれがまさにターンオーバー現象。

 

で、湖とかダムの場合、底の方に悪い水質の水が貯まっている場合もあるから、ターンオーバーすると悪い水が全体に交じり合ってしまう・・・

 

だから、釣れない…っていうのが釣り人の言い分。

 

うん、はっきり言うね。

 

ターンオーバーを理由にしてる人の釣り場が、

 

野池  →んなもん、年中起きてるわい!

湖orダム→水が奇麗なトコに行けばいいじゃん。

川   →論外。  

 

まず野池だけど、ぶっちゃけ一般的な野池なんて水深はたかが知れてる。

 

季節や気温問わず、ちょっと強い風や台風が来れば水はかき乱されてますよ。ましてや秋なんてもろ台風の季節なわけで。

 

湖やダムに関しては、確かに場所によってはドロッ・・・とした「無理じゃね?」感漂う水質になるけど、水域全体の水が一気に入れ替わるなんてあり得ないからね。

 

アメリカみたいに、昼夜で日本じゃ有りえんくらいの気温差が生じる場所ならさておき、日本の水域でのターンオーバーなんて基本一部の話。

 

だから、ここダメだね、って思えば少しでも水が奇麗な場所に移動すればいいだけの話。

 

川なんてもう、論外。だって年中流れてるしww

 

だから、ターンオーバーしてるから釣れないんじゃなくて、「自分が単純に対応しきれないから」釣れないだけなんですよ。

 

野池なら別の野池を探せばいいし、湖やダムなら大きくエリアを変えてみればいいし、川は文句言わずに1本でも多くキャストしようw 

 思い込み②:巻物で巻き倒したのに釣れない!

案外ありがち。

 

秋は巻物!っていうのがある種のセオリー的に言われてるしね。

 

大前提でも書いた通り、確かにバスは色んな所に散ってしまってるから、バスの居場所を探すという意味では巻物の釣りは基本有効です。

 

スピナベとかクランクとかだね。

 

でもね。

 

勘違いされやすいけど、これはあくまで「効率がイイ」「テンポよく探せる」っていうだけの話なんだよ。

 

当然、バスのご機嫌次第ではスピナベやクランクには反応しない事も余裕である。

 

でも、意外と「秋は巻物が釣れる!」っていう、”釣れるから”投げるっていう解釈をしてしまってる人も多い。

  

それは本質が全く違うよね、っていう。

 

いやいやそんな事分かってるし、バスを探す為に投げたけど釣れなかったんだよ!っていう人もいるかもしれない。

 

そういう人ははっきり言って、キャスト数と移動距離が足りないだけじゃないかな?それか、明らかに巻物系が厳しいのに固定観念に縛られて無思考に投げ続けてるか。

 

「秋は巻物」は嘘ではないけど、秋程釣り人の思考的、身体的なフットワークの軽さが問われる季節は無いよ! 

 思い込み③:まだそんなに寒くないのに何故釣れない!

水温計で水温測ってるかい?

 

 寒くないって、人間都合じゃないか?

 

大前提の話とやや矛盾するようだけど、秋は何だかんだで急激に冷え込んだりする場合も多い。

 

あくまで”基本的には”バスが動きやすい季節っていうだけで、前日の天候や気温によっては水温が下がってしまう場合も当然ある。

 

人間だってさ、昨日までは涼しくて、なんだったら半袖でもイケたのに、次の日グッと冷え込んで慌ててパーカーを引っ張り出す・・・なんて事もあるじゃん??

 

それと同じだよ。

 

極端な冷え込みでなくても、わずかな気温の低下にも案外敏感なのが秋のバス。

 

「先週はあそこのシャローで良く釣れたけど、今日は全く反応が無い・・・」

 

なんてよくあるどころか、極々当たり前の話。

 

というわけで、秋のバスの行動を的確に読んでいきたい人は、水温計をしっかり用意しておこう。

 

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ぶっちゃけた話、秋は好きな釣りに徹して良いんじゃないかな?

 ここからはオレの持論です。

 

秋っていうのは、自分が一番好きな釣りで釣れるバスを探す。

 

っていう考えが実は一番スマートなんじゃないかな?

 

スピナベでも、カバー打ちでも、スモラバでも、トップでも、ビッグベイトでもなんでもOK。

 

勿論、ちゃんと考えながら場所やタイミングをアジャストするのが前提だけどね。

 

事実オレは、秋のバス釣りではほぼほぼテキサスリグ、キャロ、ラバージグしか投げない。

 

岬の先端、岸沿いのブレイク、インレット等々、バスのストックや回遊が望めそうな場所をローテする事が多いですね。

 

それで釣れなければ「まぁしょうがねーか」的に割り切れる位、ボトムを丁寧に探る釣りが好きなので。

 

秋に苦手意識がある人は、思い切ってパターンとか何とかを捨てて、好きな釣りに徹するというのも一つの手だと思いますよ。

おわりに

冒頭にも書いた通り、秋は変に思い込みを背負いすぎたり、難しく考えすぎる人が多い季節。

 

でも、基本的にはバスがよく動く季節であることは事実です。し、案外忘れがちなのが、実は人間も動きやすい季節なんだよね。

 

暑くも無いし寒くも無い、っていうw

 

だから、固定観念に縛られずにフットワークを軽く、エリアや釣り方をどんどん変えてバスを探して行くのもよし。

 

思い切って好きな釣りに集中して、その釣りで釣れる1匹を探し当てるのもよし。

 

人間にとっても快適な秋だからこそ、難しく考えすぎずにバス釣りを楽しみたいね。

 

最後にもう一度大事な事を書いておこう。

 

水温計を買うべし!!

 

 

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以上、ムラキでした。

 

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