どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませー
今日は釣具屋時代の話です。
ある日、お客さんから良型のヒラメの持ち込みがあった。漁港かどこかでワームを投げていたらヒットしたらしい。
お客さんの釣った状況の詳細は忘れたけど、朝マズメのタイミングに入ったけど何も反応も無かったとのこと。
ところが、潮が動き出したタイミングで、水面付近にベイトフィッシュの群れが多くみられるようになり、明らかに生命感が増した。
ヒラメは、その直後にヒットしたらしい。
で、ここまで聞いてオレは言ったのよ。
「潮が効き始めたタイミングで釣れ始めたんですね!」
ところがお客さんの見解は少し違った。
「というか、エサじゃないかな?エサが動き出して、エリアにエサが入って来たからスイッチが入ったんだと思うよ」
そして、こう付け加えた。
「時合ってさ、結局エサなんだよね」
この一言との出会いは、オレは一生忘れないと思う。
良かったら最後までよろしくどーぞ。
目次
エサが動くから、捕食者は動く。
時合というのは、魚種にもよるけど基本的には”魚の活性が上がるタイミング”という認識でほぼ間違いないと思う。
朝夕のマズメは当然だし、雨、風、流れ、特に海の魚の場合は潮の動きに支配されていると言っても過言ではないよね。
だから釣り人の多くは、時合とは”魚が動く”タイミングという認識だと思う。
ぶっちゃけオレもそうだね。
でも、このお客さんの話を聞いて考えが少し変わった。正確に言えば、”順番が”変わった。
時合とは、”エサが動き出す”タイミングなんじゃないか?
エサが動くから、捕食者は動き出す。
それが活性が上がるという流れの順番だと思うのですよ。
何故か??
理由は簡単。
自分が動きやすくても、エサが動かないなら効率が悪いから。
自然界は、消費カロリーと摂取カロリーの差し引きにシビア。
少し話が違うけど、最近、YOUTUBEでディスカバリーチャンネルのサバイバル動画を見るのが好きです。
【ガチサバイバル】期間限定公開|ザ・秘境生活 (フル) パタゴニア (ディスカバリーチャンネル)
これを見てると痛感するが、エサを確保するために必要なエネルギーが、確保したエネルギーを超えるようだと明らかに体力を消耗する方が大きくなってしまう。
つまり、割に合っていない。
いくら自分が活発に動けるだけのコンディションが整っていたり、潮が効いてて動きやすい状況だからって、エサが取れないのに動いてもただの消耗で終わってしまう。
となると、効率よく、しかも成功率を高める狩りの方法というのは何か?
それは、自分のテリトリーにエサが沢山入ってくる事、あるいはエサが沢山入ってくるエリアが生まれるタイミングで、自分がそこに突入する事なんじゃないか。
先述のサバイバル動画を見ていて、自然のサバイバルは、シビアなカロリー計算の差し引きが上手い奴しか生き残れないんじゃないかと、最近思うようになった。
なんだかお金やビジネスの話みたいだな・・・
時合や高活性を、ただ”魚が活発になる”タイミングと捉えるよりも、”エサが動く”あるいは”エサが入ってくる”タイミングと捉えると、意識する事はずいぶん変わってくるよね。
潮が動き出した!
ってテンションが上がるだけじゃなくて、どこにベイトフィッシュが溜まっているか?何が入ってきてるか?を考える事が、時合を攻略するキモになる。
おわりに
先述の通り、YOUTUBEのディスカバーチャンネルのサバイバル動画がムチャクチャ面白い。
今回の記事も、サバイバル動画を見ながらふと思い出したんですよね。
効率よく動ける捕食者が生き残ると。
釣りをやる人間には結構学びが多いと思うので、”虫を喰う”、”生で蛇を喰う”、等に唖然とする覚悟があるなら是非見てみて欲しい。
パタゴニアで食べられるもの | サバイバルゲーム #ディスカバリーチャンネル
もう一度言うが、”虫を喰う”姿に抵抗が無ければ、見て欲しい。
因みにもっとやばいのはこちら・・・
【閲覧注意】ベアの伝説の動画です | サバイバルゲーム (ディスカバリーチャンネル)
この表情から色々察した人はスルーして下さい。
以上、ムラキでした。
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