どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませー
衝動買いに近いレベルで18ソアレBBを購入した。
歴代のソアレBBとは明らかに次元の違うコスパが素晴らしかった。
えっ??
「元釣具屋店員なら、結構いいタックル使うんじゃないのか??」
って?
いや、オレもしがないサラリーマンなのでw
余裕の庶民アングラーです。
でもね、オレも一応釣りは長いことやってるし、元店員の経験則もあるし、流石に”安い”っていう理由だけでタックルを選ぶ事は余りないのも事実です。
ちゃんと、ある程度考えてモノは買ってる自信はありますよ。
で、本題なんだけど、今回オレが18ソアレBBを購入した理由の一つは、純粋な機能だけではなく、
替えスプールの安さ。
というのも大きいです。
リールを購入する時に、メーカーHPでパーツ表も見てます??
定価やスペックだけで選ぶ事がホントに正しいのか?
知ってるのと、知らないのでは大違いやで。
良かったら最後までよろしくどーぞ。
目次
- 実はバイオマスター最強理論!
- 替えスプールの値段をチェックするべし。
- 替えスプールがあれば、状況に応じたライン選択が釣り場で出来る。
- ステラの替えスプールでリール1台買えるって知ってた??
- 替えスプールの購入の仕方。
- おわりに
実はバイオマスター最強理論!
っていうのを、釣具屋時代によくお客さんに話していた。
詳しくはコチラ↓
バイオマスターはもう無いから、ストラディックでもカルディアでも良いんだけどね。
そこそこ満足度の高い、コスパの良いリールが実は一番釣りを快適にしますよ、っていうお話ね。
勿論オレだってステラやイグジストみたいなハイエンド機種は興味あります。
でも、ハイエンドに近づけば近づくほど、リールのパーツ1つ1つの値段も上がっていくと思って良いです(モノによるが)。
つまり、修理・パーツ交換代、オーバーホール代、もそれだけ比例して費用が掛かりやすいという事。
これね、結構みんな忘れがちですよ!
事実、常連のお客さんでもいたよ。確かエメラルダス コロッサルだったかな?失礼だが、あまりお金持ってる方ではなかったみたいだけど、エギング好きだし頑張って購入した。
ところが釣り場でコケて傷だらけ、ギアもゴリゴリ。最低でも、絶対に交換が必要なパーツ代からおおよその修理代金を伝えたけど・・・
とりあえず顔は疲れてた。
でもそういう事なんだよね。
高価なリールは、それを維持するためのお金もそれだけ掛かる事実をこのブログでは絶対に伝えていきたい。
一方、コスパの良い満足度の高いミドル・エントリークラスであれば、性能維持や万が一の修理にもそこまで負担は大きくなりにくい。
だから庶民アングラーにとってこういうリールは、実は長い目で見ると快適な釣りを維持しやすい選択になり得やすいんだよね。
コレほんと、みんな忘れがちだけど滅茶苦茶大事な事ですよ!
替えスプールの値段をチェックするべし。
ここからが本題。
リールの購入、もしくは選択する前には必ず、
替えスプールの値段は
チェックしておくといいです。
「ドライブギアやベアリングとかじゃないの?」
って声が聞こえてきそうだし、まぁ消耗品だしそこもチェックしておいた方がベターではある。万が一の修理の時の為にね。
ただ、替えスプールの値段を調べる事で、
釣りの幅の”広げやすさ”に繋がるのよ。
替えスプールがあれば、状況に応じたライン選択が釣り場で出来る。
一つのリールで、ラインの素材、細さ・・・等々、特性の違いを使い分けることが出来るのって相当大きいんですよ。
例えば2500番台のリール使ってて、替えスプールも含めてスプールを2つ持ってるとするじゃん。
すると、こんな風に釣りの幅が広がるのですよ。
・午前中はバスでフロロの6lbを使用し、午後からは河川でシーバスをPE0.8号で狙う。
・普段はPE0.8号でシーバスを狙い、飛距離重視で広範囲を探りたい時は0.6号を使用。
・メバル狙いではPEを使用し、アジの時合が来たらエステルラインに切り替える。
・・・といった感じだね。
これだけで、釣れる魚は変わってくるだろうし、戦略の幅は確実に広がる。
だから、替えスプールがあるっていうのは、釣りの質を高める上では基本メリットしかないのよ。
あえてデメリットを挙げるなら、バッグとかに入れておくとかさばる事と、用意するお金がかかる事位かな?
そう、お金が掛かる。
ここなんだよね、オレがこの記事で言いたいのは。
ステラの替えスプールでリール1台買えるって知ってた??
マジだよコレ。
ステラ2500だと、税抜きで13,000円とかです。
ヤバくない?
ソアレBBとライン買ってトントンですよ?
一方ソアレBBだと、税抜きで4000円とかです。
ステラだとリール1台買えるだけのお金を出さないといけないのに、ソアレBBならそのお金で替えスプール3つ買える。
3つもスプールあればさ、フロロ・PE・エステルって使い分けたり、1lb・2lb・2.5lbなんて細さの違いで釣りの感触を買える事も出来るじゃん?
果たして総合的に見た時に、ハイエンドを購入するのと、ミドル・エントリークラスを購入するのではどちらが自分の釣りが広がるか??
これは勿論、自分の財力次第だけどね。
オレだって年収数千万とかなら、リールは全部ヴァンキッシュかステラに替えるよ。
替えスプールだって買いまくり。
でもだからこそ、メーカーのHPやカタログ上のスペックや定価、テクノロジー論だけでリールを選ぶのではなく、一度パーツ表にも目を通したうえで購入を考えてみた方が良いと思いますね。
因みに以下のページから各社のパーツ価格を検索できますよ。
ダイワ
SPORT LIFE PLANETS:スポーツライフプラネッツ-釣用品のパーツ販売・修理
アブガルシア
PFJ Parts Site | PureFishing Japan 製品パーツリスト
アブはもう少しパーツ表が見やすく出来ないかなぁ。
釣具屋時代も結構ストレスだったし。
替えスプールの購入の仕方。
替えスプールなんて買った事ない!
っていう人もいるかもしれないけど、是非替えスプールを用意してみる事をおススメします。
特にバスでベイトリール使う人だと、致命的なバックラッシュした時の予備用に・・・っていうので救われる事もありますよ。
うん、オレの事ね。
替えスプールの購入の仕方は簡単。
釣具屋で、パーツとして注文するだけです。
店頭で直接店員に言っても良いし、電話で必要なリールの情報を伝えて注文してもOK。事実、釣具屋時代、電話でのパーツ注文は多かったね。
ただどちらの場合にせよ、元店員としてはその際に注意してもらいたい事が3つある。
※スプール組に限らず、パーツ全体に言える事です。
①使ってるリールの品番を事前に確認する。もしくは直接リールを店員に見せる。
②欲しいパーツの番号や部品名と分解図を、確実に照らし合わせて確認しておく。
③廃盤になって10年以上経つモデルは部品が無い場合がある。
特に①。
品番に関しては、ダイワだと製品コード、シマノだと商品コードとか言ったりする。先述のHP上で、自分の持ってるリールの品番を確認して伝えるとベターですね。
シマノは短縮コードというモノもあるし、こっちを伝えた方が早いかな?
っていうのもね・・・
同じモデルだけど年式が分かんないっていうケースが多いのよ。
カルディアの2500のスプールが欲しいって来るんだけど、実物も無いし、年式も分かんない・・・みたいなパターンは結構あった。
ボディは何色ですか?
買ったのは何年前ですか?
みたいな、消えた年金情報の照会騒動みたいな質問をよくしてたよw
②は、例えばスプール組を頼むと、ドラグノブも付いてくるって勘違いしてるケースがあるので。
事実、この手のクレームはたまーにあったからね。
最初から言ってよ!って。
そっちこそ調べといてよ!ってぶっちゃけ思うけど、確かにこちらの確認不足だった時もあったしね・・・
③は申し訳ないけど、メーカーも持っていない物は持っていないので。
ただ、一応問い合わせてみる価値はありますよ。
特に当時の人気機種とかだったりすると、数はそれなりに確保してるケースもあり得ます。
とりあえず不安なら直接お店にリールを持っていって、
「これのスプール組を注文したいんですけど」
って言うのが無難かな。
店側も一番確実に判断できますから。
おわりに
少し長くなったが、間違いなく断言できる。
純正の替えスプールの値段は、釣りの幅の広さに直結する。
ただ単に、「高モンが欲しい!」ってなるのも悪くないけど、釣人はそもそも釣りをより快適に楽しくするために良い道具が欲しいはず。
その観点から言うと、替えスプールの値段と、自分の財力のバランスはリールを選択する上で大事なポイントだと思いますよ。
参考になれば幸いです。
以上、ムラキでした。
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