どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませー
よぉ。
この記事読んでくれてるって事は、
そういう事だよね?
ガルプ使うとかwww
って事だよね!
やんのか?
ガルプはエサだろww
ってか?
ガルプ使うと釣りが下手になるww
ってか?
エッグチェーンが卑猥に見えて仕方ない件ww
ってか?
分かるよ。
昔はオレもそう思ってたから。
だが、冬になるとガルプ愛を全身に身にまとうオレの話に耳を傾けてくれないか。
良かったら最後案でよろしくどーぞ。
目次
- 視覚・聴覚・側線に訴えるだけがルアーと誰が決めたのさ?
- オガケンと燻製イカの話。
- 眼が良いメバルでさえ、嗅覚 >視覚で捕食する。
- それでもガルプや液浸けワームは納得がいかねぇ!っていう人に提案。
- おわりに
視覚・聴覚・側線に訴えるだけがルアーと誰が決めたのさ?
これホントに不思議なんだけど、昔のオレも含めて、どうして釣り人というのは5感の中の”嗅覚”と”味覚”の要素に対してはエサ寄りの要素、と結び付けたがるのかなぁ。
例えが適切か分かんないけど、ウツボカズラみたいな食虫植物だって、匂いで虫をおびき寄せるわけじゃん?
味に関しては微妙だが、狩りの手法として匂いを利用して騙すのは、自然界でも別に珍しくないと思うのですよ。
だから、オレはルアーにおける味と臭いに訴えて騙す手法は大賛成。
立派な戦略だと思いますよ。
オガケンと燻製イカの話。
昔、オガケンこと小川健太郎氏が語っていたのだが、彼は渓流釣りに行く際、燻製イカを常備するらしい。
何に使うかというと、ミノーやスプーンにこすりつけて匂いを付ける為らしい。
先行者がいて既に叩かれた後はどうしても厳しい。
そういう際に、これをやるのだそう。
やるか否かで反応が全く変わるとか。
オレは流石に燻製イカは使った事ないし、ハードルアーに臭い付けはあまりしないけれど、この話は結構興味深いんだよね。
先行者は”視覚・聴覚・側線”に訴えるアプローチで攻めた。だから、同じアプローチだけで攻めてもスレててインパクトが薄い。
ところが、ここに”嗅覚”に訴えるインパクトが加わるだけで、魚が再び反応し出すって事じゃん?
つまり、匂いというのは、視覚や聴覚等ルアーを代表するアピール要素に匹敵するインパクトとポテンシャルがあるって事だと思うわけですよ。
だからこそルアーマンは敬遠するのかもしれないが。
眼が良いメバルでさえ、嗅覚 >視覚で捕食する。
海の魚・・・特に根魚に関しては、匂いの有無の差で釣果が明らかに違うね。
想像だけど、広大でライバルや天敵も多い厳しい海の中で餌を確実に獲っていく為には、5感をフルに活用しないと生き残れないんじゃないかな?
例えばメバル。
これまた小川健太郎氏が語っていた事だが、メバルは眼が大きくて視覚が発達していると言われているけれど、実は捕食の際には嗅覚を主に使用して行動しているらしい。
事実、嗅覚を使えなくした個体にエサをあげても、目の前のエサでさえ上手く捕食できなくなるんだとか。
匂いによって、エサの位置や行動を正確に把握してるのかもしれないね。
そう考えると、魚の捕食行動で主に使用する器官を上手く騙すという観点で言えば、嗅覚に訴えるアプローチは全然ありなんじゃないかな??
それでもガルプや液浸けワームは納得がいかねぇ!っていう人に提案。
そういう堅いポリシーを持つ人にオレは提案がある。
新規の釣り場開拓で、狙う対象魚の有無や反応をざっくり調べる為の時だけ使用するというのはどうだろうか??
オレも一時期そうやってたよ。
雰囲気よさげだけど、ダメならさっさとランガンしたいし、ガルプでちゃちゃっとサーチしてから、普通のワームでゲームを組み立てる・・・みたいな。
うん、今じゃ普通にガルプで釣りするけどね。
でも、最終的に自分の納得いく釣りを楽しむに、そういう切り分け方で上手く活用するのもオレは面白いと思いますよ。
おわりに
確かに、
エサとの境界線が微妙じゃね?
的な意見にはある種同意するが、本文で書いた通り、嗅覚に訴えて口を使わせる事も立派なルアーゲームだよ。
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因みにどうでも良いトリビアだが、
ガルプの液は割と甘いよ。
以上、普通に液を軽く飲んだ事がある変態ムラキでした。
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