ルアーメーカー「テールの微波動が効く!」←魚と会話できるんですか?

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませ~

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 こないだ釣具屋に買い物に行ったのだけど、とあるバスルアーメーカーのとあるワームのパッケージに、

 

「ピンテールの微波動が効く!」

 

っていう文言が書かれてるのを見たんです。

 

うん、まぁ。

タイトル通りなんですけど、

 

おたくのプロスタッフさん達は、

魚と会話できるのですか?

 

っていう。

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。

 

 

目次

 

 

もはやオカルト。

昔から思ってるんだけど、”効く”って文言を釣り業界はちょっと使い過ぎじゃないですかね。

 

だって”効く”だよ?

 

釣った魚がさ、

 

「微波動が決め手でしたね」とか、「テールが効きましたわ~」とか言う訳ないじゃん。

 

「宇宙から降り注ぐコスモエナジーがあなたの病を治す」的な怪しいブレスレットのキャッチコピーと何が違うの?

 

フィッシュカルトやがな。

 

人を釣る典型的なキャッチコピー。

メーカーも商売ですから、良いルアーを作っても買ってもらえなければどうしようもない。だから、言い方は悪いけど昔からよく言われる通り、”人を釣る”為にあれやこれやとキャッチコピーを工夫するんだよね。

 

”効く”なんてその典型。波動なり、音なり、複合的にアピールの要素が絡んで食いついてくる事も多いはずなのに、まるでそこに強烈な魔法でも掛かってるかのように宣伝するのってどうなんですかね。

 

もっとひどいのだと、「これでしか釣れない魚がいる!」みたいに平気で謳うメーカーもあるからね。

 

琵琶湖界隈の某ルアーメーカーの動画で、平気で開発者がそんな事語ってて唖然としたことがある。

 

「~でしか釣れへん魚がおるねぇ」

 

って。

 

まぁ、本当にそれでしか釣れない魚もいるのかもしれないけどさ。でも、作り手として本当に表現しないといけない言葉は、

 

「このルアーでしか演出できない事がある」

 

だと思うんだよね。それなら分かる。むしろ聞きたいです。

 

でも、平気で”魔法”を売っちゃダメ。

 

個人のレビューでもたまに見るけどさ・・・

Amazonやタックルインプレッションとか、個人のレビューを見てても”魔法”を信じ込んじゃってる人は見かけます。

 

「表層のバスに効きます!」

「低活性の時に効きます!」

「スレバスに効きます!」

「デカバスに効きます!」

「放置してても効きます!」

「なんか分かんないけど、これでしか釣れない事があります!」

 

ごめんね、ぶっちゃけるよ。

 

「君、何も考えて無いでしょ?」

 

メーカーが一番搾取しやすいタイプだと思う。

 

確かに、魚にとって”たまらん”アピールというのはあると思う。

ただね、いくら魚と会話できないとは言え、”釣れる”事実から導き出される「魚ってこういうのに弱いよね」っていうポイントはあると思う。

 

例えば、スピナーベイト。釣りをやらない人からすれば、「あれのどこが魚なのか」と。それこそオカルトチックに見えるルアーだよね。

 

でも何十年も釣れてる。間違いなく言えるのは、ブレードが出す音や動き、フラッシングはバスにとって目立つ存在だという事。

 

いくらなんでも「ヘッドの形が魚っぽくてスキ」っていう理由がメインでバスがバイトしてくるとは思えない。

 

冷静に考えたらビビりそうなモンだけど(実際低活性の時はビビってるんじゃないかな)、それでもあんな物体に襲ってくるという事は、やっぱりブレードから発生するアピールにはバスにとってたまらん何かがあるんだろうね。

 

だから、状況に応じた魚にとってたまらんアピールは何か?っていうのを考えるのは大事だと思う。というか、それを考えるのがルアーの面白さだしね。

 

魔法を買うな、イメージを買え。

ここからはルアー選びの持論なのですが、

 

結局ルアー選びって、イメージ選びなんだと思うんですよ。

 

”スレバスに効きます!”

”これでしか釣れない魚がいる!”

 

みたいな”魔法”やオカルトを買う訳じゃない。

 

例えば「ボトムで立つ!」っていう売り文句のストレートワームがあったとするよね。で、ルアーのパッケージには「立つ事で艶めかしくうごめき、スレたバスも口を使う!」みたいな文言があったとしてもそれは一旦無視。

 

ここで、水の中をイメージしてみる。

 

「ボトムで立つという事は遠くにいるバスの視界にも入りやすく、存在をアピールできるんじゃないの?」

「細かい突起も沢山ついてて、水噛みも良さそう。という事はフォールスピードもゆっくりめか?」

「ボトムを意識してるバスを、ネコリグでアピール強めで誘うのにいいかもしれないね!」

 

みたいな感じで考えてみると、「立つワームはスレバスが口を使う!」みたいなキャッチコピーに惑わされず、具体的なイメージを持ってルアーを判断できるよね。

 

勿論、実際に水の中に入れてみたらイメージと違う事は全然あります。でもそうやって覚えていくしかないし、オレもまだまだ勉強中です。「思ったよりウォブル強ぇじゃねーか」的な事しょっちゅう言ってますw

 

魔法にお金を出すのではなく、イメージにお金を出す。

 

メーカーに惑わされない為には、それが大事ではないですかね。

 

おわりに

”効く”っていうのは、確かに便利なパワーワードだと思うんだよね。”釣れる”とまで断言しないし、かといって”誘う”だと弱い。

 

言葉のインパクトとしては良く考えられてると思う。

 

でも、所詮はオカルト。

 

安直に安っぽい言葉使う位なら、明確に使えるイメージを伝えて欲しいです。

 

以上、ムラキでした。

 

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