水温計は嘘を言わない。

水温計、水温計ってしつこい元釣具屋店員のブログ。

【仮説】もしかしたらさ、デカバスにとってエイトトラップは”アレ”に見えてるんじゃないの?

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

 

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昨年から、ビッグベイトのエイトトラップの動画を何回も何回も見て来た。

 


足元のロクマル達を次々に反応させる大ワザ。

これまで釣るために散々やって来た四苦八苦を、全否定されるかのような狂いっぷり。釣人は丸見えだし、ロッドまで水の中突っ込まれてるのに、もう関係ねぇよと言わんばかりにルアーに夢中になってる。

 

ある種の絶望ですよ、あれ・・・

 

で。

 

一番気になるには、なんでデカバスがあそこまで夢中になってしまうのか?って事。

 

ずっと考えてきた結果、ある仮説が閃いた。

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。

 

 

 

目次

 

エイトトラップに狂う理由とは?

大前提として、ベイトフィッシュがパニくってる姿に見えて反応してるんだろうなって思っていたんですよね。

 

だから、ルアーのスピード、動き、音、泡・・・といった、暴れるエサを演出する要素の中で、どれがキーになってるんだろう?っていうのを考えていた。

 

でも、なんかいくら考えてもしっくりこない。ぶっちゃけ、どの要素もキーだと思うので。

 

で、こないだふと閃きました。

 

前提が違うな、って。

 

パニくってるベイトフィッシュに見えてる、っていう固定観念を変えてみたら、新しい仮説が見えて来た。

 

あれ、実は”キレてる”んじゃね?

エサを追ってるのではなく、自分のテリトリーで調子こいてるヤツだと思って追い回してる説。

エイトトラップに狂うメカニズムの、オレの仮説はこうです。

 

①バス「・・・おいおい、誰だ。俺のテリトリーに入ってくる奴は、まぁまぁデカいしよ」

 

②バス「あいつ何しに来たわけ?取り敢えず様子見で追いかけとくか」

 

~エイトトラップ発動~

 

③バス「ちょ・・!何だよ、あいつ!そうか、エサ追いかけてたのか!ふざけんな、ココはオレのテリトリーやぞゴラァァ!つーかエサよこせやゴラァァァ!!!」

 

④バス「そういうことね」

 

 

っていうイメージ。

 

ブラックバスっていう魚、特に大きな個体はテリトリー意識が強いと言われています。なので、↑で言えば、①の段階で怒ってバイトしてくる魚もいるわけです。

 

だけど、ビッグベイトみたいにチェイスしに来るだけっていう魚も多い。シンプルに興味本位なのかもしれませんが、中には、自分のテリトリーで何をするつもりなのか様子を見に来てるバスもいるんじゃないかな。

 

で、様子を見に来たバスに「そういう事か、てめぇ!」と怒らせるのがエイトトラップなのかな、と。

 

つまり、あの時のバスは、ルアーが”自分のテリトリーで勝手なことをしでかすヤツ”に見えてるんじゃないかと思うワケです。

デカバスが許せない事をやれ。

多分、デカバスにとって最も許せない事って、自分のテリトリーで狩りをされる事だと思うんですよ。侵入されるのも嫌だけど、自分の狩場で得をしようとする奴が何よりも腹立つんじゃないかと。

 

8〇3屋さんで言えば、自分の縄張りでショバ代も払わずに稼いでる人は「ちょっと君」ってなるのと同じです。

 

だからエイトトラップに限らず、デカバスのいる場所にルアーを侵入させるだけじゃなく、もう一押し加えて、「それはダメ♡」ってキレさせるのが、デカバスに口を使わせるキモなのかな、と。

高速巻きやジャーキングに反応するのも実はコレか?

ここからはエイトトラップから軸をずらして考えてみます。

 

例えばバイブレーションやシャッドの高速巻き、ジャークベイトのジャーキングなんかも実は”テリトリーで狩りをする魚”を演出出来る側面もあるんじゃないかと思うのです。

 

エサを追いかけて高速で駆け抜けたり、左右に飛び跳ねて捕食している魚をイメージする。つまり、エサを演出するのではなく、”エサを追いかけるフィッシュイーター”を演出するっていうワケです。

 

で、さらに軸をずらしてみます。

 

バス以外のソルトのターゲットも含めて、ルアーの高速巻きやジャーキングメソッドがフィッシュイーター全般に効果的な(場合がある)のは、本質的にエサを追いかけてる奴のエサを横取りしたがる性質が実は無茶苦茶強いからだと思う。

 

エギングは特に多いのですが、ヒットしたアオリイカに別のアオリイカがガンガン噛みつきにいってる光景はよく見ます。歯形やひっかき傷みたいなのが付いてるアオリイカって結構いるからね。だから途中で変な引きしてたのか・・・っていう。

 

バスでもシーバスでも似たような事はあります。

 

で、そういう性質を最も引き出しやすいのが、高速巻き、もしくはジャーキングといったテクニックなのかな、と。

 

軸がずれまくりましたが、結局言いたいのは、デカバスやフィッシュイーターを最も狂わせる方法は、彼らにとって”許せないヤツ”を演出する事なのかな?っていうのが最近考えてる事です。

おわりに

エイトトラップとはずいぶん話がずれましたが、あれだけ狂う姿を釣人の前でさらけ出すのは絶対に学びがあると思うんですよ。

 

あくまで仮説ですが、エイトトラップの映像を見て「何なのマジで・・・」っていう絶望を感じた同士の参考になれば幸いです。

 

以上、ムラキでした。

 

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