水温計は嘘を言わない。

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【初心者向け】エギングのリールはハイギア?ノーマルギア?元釣具屋店員がぶっちゃけてみるよ。

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

 

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エギング用のリールと言えば、

 

・2500番のボディ

・浅溝スプール

・ダブルハンドル

 

っていう、仕様で選ぶ事が多い。シングルハンドルなど、好みは人それぞれあるんだけどね。あくまで一般的な主流としてはそういう感じです。

 

が、

 

ここ数年、地味に議論が巻き起こりがちなのが、

 

ハイギアorノーマルギア問題。

 

果たしてどっちが良いの??っていう。

 

ベテランエギンガーの間でさえ未だに決着が付きにくい問題ですし、特に初心者の方はギア比選びで悩んでしまいやすいと思うので、元釣具屋店員的にぶっちゃけてみるよ。

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。

 

目次

 

ハイギアかノーマルギアかってさほど釣果に関係ないよ。

いきなりオチを言ってしまうと、

 

どっちでも良いんじゃないの?

 

っていうのがオレなりの結論ですかね。

 

確かにラインスラック(糸ふけ)が大量に出やすいエギングの特性を考えると、巻き取りが速いハイギアのメリットは活用されやすいとは思うんですよ。

 

それでも基本的な話として、ハイギアorノーマルギアでは釣果が落ちたり伸びたりという事はほぼ無いんじゃないですかね。

 

その理由を説明する前に、ハイギアとノーマルギアのメリットデメリットについて軽くまとめてみるよ。

ハイギアのメリットとデメリット。

■ メリット

 

・ラインスラックを素早く回収しやすい。

・ハイピッチでエギをシャクるのが楽。

・エギの回収が速くなるので手返しが良い。

 

■ デメリット

 

・ラインをつい巻き過ぎてしまう。

・潮の流れがキツイ場所だと、エギを回収したりイカを掛けると負荷を大きく感じる。

 

・・・といった感じかな。

 

ラインスラックをちゃんと張ってあげないと、エギのフォール姿勢が安定せず、イカ”イラネ”って見切られる要因にもなるんですよ。それに、ラインを真っすぐに張っていないとエギの着底やアタリが出た時のラインの動きも感知しにくくなります。

 

巻き取りが速いと、キャスト後やシャクり後に出るラインスラックを素早く張ったり適度にたるませる所作が迅速になるんだよね。

 

回収も早いので、次々と新しい場所を打っていく手返しの良い釣りにも繋がります。

 

逆に巻き取りが速過ぎて、ラインを余計に張り過ぎたりしてしまうのが嫌だ、っていう人も多いです。ハイギアは負荷がかかるとどうしても巻きが重くなるので、潮の流れがキツイ場所でのエギングは地味に疲れる事もありますね・・・

ノーマルギアのメリットとデメリット。

■ メリット

・ラインを巻くスピードが速すぎないので、丁寧なライン操作がしやすい。

・潮の流れがキツイ場所でも、疲れにくい。

 

■ デメリット

・風が強い時や足場が高い場所では、ラインスラックの処理が大変。

・ハイピッチでエギをシャクると、巻き取る手が忙しくなる。

 

・・・っていう感じです。

 

ハイギアより丁寧、もしくは慎重にラインを張ったりたるませたりっていう調整が可能なので、エギをより繊細に動かしたい人には支持されやすいね。

 

ハイギアだとつい巻き過ぎてしまって、ラインを張り過ぎたり、エギを大きく動かし過ぎたりしてしまいがちなので。

 

ただ、風が強い日や足場が高い場所では、キャスト後にラインを真っすぐに張るだけでも大変。

 

秋のシーズンだと、高いアピールで誘う為にハイピッチでスパスパとエギを動かす事も多いけれど、ノーマルギアだとハンドル操作がめっちゃ忙しくなります・・・

 

 

以上がざっくりした各々のメリットデメリットなんですが、これを踏まえた上で、

 

ハイギアでもノーマルギアでも釣果にはあまり関係がない。

 

と思う理由について語っていこうと思う。

どっちでも良い理由① 巻き取りの感覚は、ぶっちゃけ慣れと好みの問題。

見も蓋も無い話だけど、結局のところ慣れと好みの問題だけの話だと思いますよ。

 

ハイギアは、巻き取りが速すぎるが故にラインを張り過ぎてしまう・・・っていう風に書いたけど、ノーマルギアだって使い慣れてないと余計にハンドルを回さないといけないワケで、結局のところはラインを張り過ぎる部分はあります。

 

ノーマルギアでテンポよくハイピッチでシャクるのも結局は慣れだと思うし、ハイピッチで巻く必要があるからこそハイギアだとつい巻き過ぎてしまう側面もあるわけで。

 

巻き取りが非常にスローなローギアと比較するならさておき、ハイギアとノーマルギアの違い程度なら、エギングの所作では慣れと好みの問題に終結するんじゃないですかね。

どっちでも良い理由② アオリイカは掛けてしまえばギア比は関係ない。

これは99%自信を持って言えるけど、ハッキリ言ってアオリイカは掛けて以降のやり取りに関してはギア比なんてほぼ無関係です。

 

シーバスみたいにバラしやすい相手でもないし、ロックフィッシュみたいに根から引きずり出すような相手でもない。

 

一定のテンションさえ掛け続けていれば、ハイギアでもノーマルギアでもばらさずに取り込む事は等しく可能です。

 

まぁ、ハイギアだと巻き取りが速い分、ロッドのポンピングで寄せるのもリールで寄せるのも一定のテンションを掛けやすい・・・とは思うけどね。

 

それでも、ノーマルギアでもハイギアでも”獲る”能力に関しては、エギングではほぼ関係ないレベルですね。

エギングではハイギアのリールの方が売れてる?

ここからはちょっと視点を変えて、エギングにおけるギア比の問題について語ってみようと思う。

 

これはあくまで”オレが勤めていた店”での話。

 

例えばエメラルダスやセフィアみたいなエギング専用リールは、ハイギアとノーマルギアの2種類がラインナップされています。

 

で、これらを購入していくお客さんで、ハイギアモデルとノーマルギアモデルどっちを買っていく人が多かったかというと、

 

ぶっちゃけハイギアを買っていくお客さんの方が多かったです。

 

それに、リールの市場としての流れは”エギング=ハイギア”的な部分は正直ありますよ。

 

エギング用リールに限らず、汎用機種(対象魚を特定していない機種)のダブルハンドルのリールって、基本的にはエギングを想定していると部分が強いと思うのだけど、特にダイワだとハイギアしか選択肢がない・・・っていう機種も多いんですよ。

 

エギングリールとしては、ハイギアの方が需要が高い・・・っていう事なのかもね。

初心者はギア比よりも、ダブルハンドルである事を重視すべき。

とはいえ、初心者の方は予算で買おうと思ってるリールのラインナップにハイギアが無くても不安に思う事は無いです。

 

ここまで書いてきた通り、ハイギアでもノーマルギアでも釣果に大きく影響はないので、これからエギングを始める方に関してはハイギアかノーマルギアかはそんなに気にしなくていいと思います。

 

というより、

 

ギア比とは少し脱線するけど、初心者の方は何よりダブルハンドルのリールをチョイスする事を優先した方が良い。

 

ハンドルが勝手に回転しないダブルハンドルを使うと、エギのフォール中にラインを安定して張ることが出来るんだよね。

 

ラインに不自然な動きを与えない事でエギの姿勢も安定するので、その事が釣果に大きく左右する事を体感した方が良いと思います。

 

こういった話はギア比にも関係はしてくるけど、ダブルハンドルである事の方が直接的かつ多大な影響が得られるんですよ。

 

なのでギア比云々よりも、ダブルハンドルによるラインの安定した張りと、エギの姿勢の安定化のメリットの方が遥かに大事っていうワケですね。

慣れてる中級者以上の方に関してはハイギアのメリットは多めか。

ある程度エギングの所作全般に慣れてきたら、恐らくハイギアによるメリットを享受する方が釣りはスマートになるんじゃないですかね。

 

その方が釣れる、とは思わないけど、少なくとも色んな所作は楽になると思いますよ。

 

先述の通り、最終的には慣れと好みの問題だと思いますし、別にノーマルギアだとそれらがやりづらい訳ではないけどね。

どうしても迷ったらハイギアを選んでみよう。

それでも「結局どっちを選んだら良いのか決められない!」っていう方は、ハイギアを選んでみるといいと思います。

 

”どっちでも良い”とか言いながら盛大に矛盾するようだけどw

 

ただ、エギングはどうしてもラインスラックが出やすい釣りですし、それをスマートにさばく上ではやはりハイギアのメリットは基本的には役立つはずです。

 

実際、オレは今ハイギアを使っていますが、キャスト後に膨らんだラインをすぐさま処理しやすいのでハイギアが気に入ってますね。

 

どうしても悩んだら・・・ですが、その時はハイギアをおススメします。

1万円以下で買える、初心者にオススメのエギングリール。

最後に、元釣具屋店員的オススメのエギング向けのリールを紹介します。

 

予算別でチョイスしてみたよ。

¥5,000円以下でも満足度が高いのはコレ。

 アブガルシア カーディナル Ⅱ SX2500SD
アブガルシア(Abu Garcia) スピニングリール カーディナル II SX2500SD 2017モデル ダブルハンドル グラファイト替えスプール付 シャロースプール
 
【最大ライン巻き取り長(cm/ハンドル1回転):73 】※ノーマルギアのみ
 
ある程度信頼性の高いメーカーで、かつ¥3,000台っていう驚異の低価格でダブルハンドルが手に出来る選択肢は現状これだけでしょう。
 
しかも深溝の替えスプールも付いてるので、例えばエギング以外にバス用にフロロカーボンの6lbを巻いておく・・・っていう選択も出来るナイスなアイテム。
 
カーディナルシリーズは基本的な作りも悪くないし、圧倒的なお手頃価格でエギングを始めるなら必見だね。
 ネクサーブ C3000DH

【最大巻上長(cm/ハンドル1回転):73】※ノーマルギアのみ

 

高精度で信頼性も高いHAGANEギアを、この価格でも採用してるっていうシマノのファインプレーっぷりがエグい。

 

初心者の方が最初に選ぶリールとして、使用する上での不安感を覚える要素は無いと思いますよ。

 

¥5000以下で安心できるリールを揃えるならネクサーブが一番オススメです。

¥10,000以下で充実したリールを選ぶならコレ。

リーガル 2506H-DH PE付
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 16 リーガル 2506H-DH PE付 (2500サイズ)
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):80※ハイギアのみ
 
いやもう、何が良いって、PEラインの0.8号130mが標準で巻かれてる事。
 
PEラインを別途で買わなくてもOK。
 
ブラックを基調としたシックなカラーも、どんなロッドにも合わせやすいクールなデザインだと思いますね。
レブロス 2506H-DH
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 レブロス 2506H-DH (2500サイズ)
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):84】※ハイギアのみ
 
基本的な性能も申し分ないし、安心感と信頼性のバランスに優れているのがレブロスの魅力。
 
¥5000台で作りがしっかりしている、ハイギアのダブルハンドルを選ぶなら間違いなくコレですね。
 
しかもPE0.8号130m付きのモデルもあります。
 
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 レブロス 2506H-DH 糸付 PE0.8号-130m (2500サイズ)
 
あとはリーダーを買うだけで釣りに行けるね。
ガリス LT3000S-C-DH
ダイワ リール レガリス LT3000S-C-DH
¥10,000円以下で軽いエギングリールを求めるなら、
 
現状レガリスが最強です。
 
ここまで上記で紹介してきたリールは、全部約270~290g台なんですが、ガリスは230gと圧倒的に軽い。
 
因みにダイワとシマノのエギング専用モデルのエントリークラス(¥10,000~)と比較すると、
 
ダイワ エメラルダスLT 2500S-DH・・・240g
シマノ セフィアBBC3000SDH  ・・・250g
 
専用機種より10~20gも軽いんだよね。
 
巻き取りの滑らかさもこの価格じゃ売っちゃダメなレベルだし、なんか色々バグったリールですw
 
ハイギアはちょっとイヤだな・・・っていう方は別ですが、この価格帯のリールで軽さ重視でエギングリールを選ぶなら満足度の高さはダントツだと思います。
ナスキー C3000DH
シマノ リール 16 ナスキー C3000DH
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):73】※ノーマルギアのみ
 
ナスキーはね、過去の歴代機種にも言えますが、何か突き抜けた分かりやすい性能っていうのは無いんです。無いんだけど、基本的な性能や信頼性の部分が非常に満足度が高いのが、ナスキーのイケてるトコロなんですよ。
 
分かりやすい性能が無いと書きましたが、
 
・HAGANEギア
・X-SHIP
・コアプロテクト
・Gフリーボディ
 
といった、ギアの精度や巻き取りの力強さ、耐久性、操作性を高めるシマノ独自の機構や技術はこれでもかと詰め込まれてるっていう、実はとっても贅沢な機種なんだよね。
 
重量は280gと、軽さに関しては同価格帯のダイワのレガリスには遠く及ばないけど、質実剛健で安心感のあるリールを求めるならナスキーの方がオレはおススメですね。

おわりに 

エギングに関しては、本文にも書いた通り使い手の慣れや好みで選んで良いとオレは思いますし、初心者の方だとそんなにギア比は気にする必要も無いですね。
 
それでも、メリットやデメリットを理解した上で選ぶ事はとっても大事だと思うので、エギングリール選びの参考になれば幸いです。
 
以上、ムラキでした。
 
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