【エギング】ダブルハンドル主流が変わりつつある??元店員がシングルハンドルのメリットについて語ってみる。

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

 

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自分事ですが、約5年振りにエギングを再開した事もあって、最近はYOUTUBEでエギングの動画を漁っています。

 

検索する手が止まらんよw

 

それはさておき、

 

以前から感じていた事なんだけど、ダイワシマノ、その他エギ関連のメーカーのプロスタッフの動画を見てると、ここ3~4年で明らかにシングルハンドルを使う人が増えたんだよね。

 

雑誌やWEB上でも、シングルハンドルのメリットを解説してる記事も増えてきたし、明らかに業界的に”推してる”のが見て取れる。

 

昔はメディアに出る人でシングルハンドルってあまりいなかった。全くいなかったわけじゃないけど、少なくともシングルのメリットについて語る記事なんて殆ど見た事が無い。

 

時代が変わりつつあるのかな。

 

今回はエギングにおけるシングルハンドルのメリットについて語ってみようと思います。

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。

 

目次

 

そもそも、エギングってなんでダブルハンドルが主流なの?

本題に入る前に、そもそも論を整理してみますね。

 

現状、エギングリールの主流は間違いなくダブルハンドルです。

 

エギングにおけるダブルハンドルの一般的なメリットをざっくりまとめると、以下の3つが挙げられる。

 

①止めたい所でピタっと止められる。

シャクりの後、糸ふけをリールで巻き取ったらロッドを下げてアタリを取るのがエギングの基本。

 

シングルだと巻きを止めた位置によっては、ハンドルから手を離すと自重で回ってしまう場合があるけれど、ダブルは自重バランスが取れてるので、どこで手を放しても勝手に回る事が無い。

 

なので、フォール中の意図しないラインの動きを発生させない事で、エギにも不自然な動きを与えずに済むっていうワケですね。

 

②掴みたい時にすぐに掴みやすい。

エギングは巻き手をリールから放している時間も多いので、フォールからシャクりを入れたりフッキングを決めようとする際に、シングルだと掴み損ねる場合がある。

 

特に夜釣りだとね・・・

 

ダブルだとシンプルにノブが2つあるので、パッと掴みやすいってワケです。

 

③回転バランスが良いので、テンポよくシャクりやすい。

ダブルは回転させても重心が常に一定なので、巻きがぶれない。なので、一定のテンポで安定したシャクり動作を入れやすい。

 

シングルだとハンドル位置によって重心位置が変わるため、巻きがぶれやすい。特にハイピッチで巻きながらシャクる際は、止めたい場所で適切に止めるのが大変。

 

・・・といった感じですかね。

 

これ等の要素を集約すると、ダブルハンドルは、

 

「エギを”確実”に、”丁寧”かつ”繊細に”扱うことが出来る」

 

と言えるかと。

 

これらを踏まえた上で、本題であるシングルハンドルのメリットについて語ってみようと思います。

タックルの全体の軽量化!それがシングルハンドルの最大のメリット。

いきなりド直球に語っちゃいますが、

 

エギングにおけるシングルハンドルの最大のメリットは”タックル全体を軽く出来る事”です。重くしなくて済む、とも言い換えられる。

 

他にもメリットは無くはないし、シングルハンドル派の人でも色んな主張を聞くけど、シングルで得られるエギングでの実釣性能は、軽さによる軽快な取り回し、にほぼ集約されると思いますよ。

 

というワケで、タックルの軽量化という点を掘り下げたい。

エギング専用機種のシングルとダブルの重量差。

まず、ダイワとシマノのエギング専用機種には、一部例外はありますがシングルとダブルの両方がラインナップされている。

 

専用機種の重量差を整理してみたい。

 

■ ダイワ エメラルダスシリーズ

・エメラルダス  ・・・15g差

・エメラルダス MX ・・・15g差

・エメラルダス AIR ・・・15g差

※エメラルダス LTはダブルしかないので除外。

 

シマノ セフィアシリーズ

・セフィアCI4+・・・10g差

・セフィアSS   ・・・10g差

・セフィアBB   ・・・15g差

 

両社のカスタムパーツで交換したり、サードパーティー製(ダイワシマノ以外のメーカー)のハンドルだとさらに話は複雑化しますが、専用機種の純正ハンドルの差だけで10~15gの差があるわけです。

10~15g差を、他の視点で考えてみよう。

この差をハンドル以外の要素に換算して考えると、ちょっと世界が変わるよ。

 

例えばシマノのリールの場合、汎用機種のリールだと同じモデルなら2500番と3000番が大体10~15gの差になる場合が多いです。

 

ダイワの汎用機種だと、2500番と3000番の差はモデルによって割と開きがあるんですが、少なくとも15g以上の差はありますね。

 

という事は、です。

 

あくまで重量だけで考えた感覚的な話ですが、ダブルハンドルを選ぶとリールで言えば1番手くらい重いリールを使うようなものなんです。

 

さらに視点を変えて、エギングロッドの同じモデルで10~15g軽くするとなると、全長だと1フィート以上、硬さだと1~2ランク位変えないといけない。もしくは、2ランク位上の上位機種に買い替えるか・・・ですね。

 

つまり、ロッドで10~15gの差というのは、使用感が全く異なるロッドを持ち替えるようなレベルの差に相当する。

 

これはあくまで例えだし、シングルとダブルの10~15gの差を大きいとみるか、小さいとみるかは人それぞれ。

 

とはいえ、この物理的な重量の差を他の何かに換算してみると、割と大きな違いに相当するっていうのは分かると思う。

 

ダブルハンドルはメリットが非常に多いけど、シンプルにオモリを増やす選択である事に変わりは無いんだよね。

やっぱり軽いと疲れないよね。

軽さは全てでは無いけれど、一日中シャクリ続ける釣りである事を考えると、軽いっていうのは間違いなく有利です。

 

オレはシングルハンドルでエギングを始めたのですが、初めてダブルハンドルでエギングをやった時に”重み”の違いは割と直で実感しました。

 

重い分、タックル全体の重心が手前に来るのでバランスが良くなる場合もあるし、必ずしも悪い重量増とは言えないんだけどね。

 

それでも、タックル全体から感じる軽やかさの違いは決して無視できないかと。

 

シングルハンドルは気を付けないと勝手にラインを巻き取ってしまうデメリットもありますが、疲れないタックル作りをしていく上では非常に有効な選択肢だと言えますね。

進化しつつ、自ら後退するエギングタックル事情。

ダブルハンドル主流のエギングっていう釣りは、ロッドやリールの軽量化が進んでいく恩恵を絶妙に無駄にしてるトコロもあるんだよね。

 

紙のように軽いロッドとリールを買ったとしても、先述の通り、ダブルハンドルにするってだけで1番手重いリールを使うようなものだし、2ランク位下のクラスのロッドを使ってるようなモノ。

 

止めたい所でピタっと止められるダブルハンドルは、エギングにおいて大きなメリットを生むけれど、タックルの進化の恩恵を受けつつ1、2歩下がった環境を自ら作り出してる要素もあるんだよなぁ・・・

 

地味にひねくれた業界なんですよw

 

推測だけど、ダイワやシマノがプロを通じてシングルハンドルのメリットを発信し出したのは結局のところ、

 

 ”ここまで軽い道具を作ったので、疲れない世界をフルで体験して欲しい!”

 

 っていう事だと思っています。

値段が安い、っていうのも勿論メリット。

実釣性能とは関係ないけど、シングルハンドルの機種の方が値段は安くなります(一部例外もあります)。

 

専用機種でもシングルとダブルの違いで、2,000円~3,000円弱位の開きはありますね。

 

PEラインが買える位の額なので、決して無視は出来ない差だと思う。

エギを丁寧に扱えるからシングル?それは違うでしょ。

ネット上の記事とか見てると、一部のシングルハンドル派の方には、

 

「エギを丁寧に扱えるから」

 

的な理由でシングルを選ぶ人もいるみたいです。

 

ダブルハンドルだと、シャクった後に手でハンドルを弾いて糸ふけを取る雑な動作をしがちなので、シングルだとそうはいかないから結果的に丁寧に釣ることが出来る・・・と。

 

まぁ・・・言いたい事は分かるんですが、コレに関してはちょっとズレてるかな。

 

”警戒心を高めるために、あえてバッグに現金100万円入れておく事で犯罪にあいにくくする”

 

って言ってるのと同じでしょう。いや、そもそも大金入れなきゃ済む話では、っていう。

 

ダブルで雑な回し方をしなければいいだけじゃん。

エギとラインを丁寧に扱うなら、基本ダブルが有利。

ダブルハンドルは、

 

「エギを”丁寧”かつ”繊細に”扱いやすい」

 

っていうのを冒頭でも説明しました。

 

ハンドルを止めたい所でピタッと止められ、巻きが安定しているので、糸ふけの巻き取り量なんかも丁寧に調整可能だし、エギの姿勢やダート幅なんかも繊細にコントロールしやすいんです。

 

使ってみると分かりますが、シングルハンドルで巻きを止めようとすると、真下から真上の手前側のどこかで巻きを止めるようになります。

 

糸ふけを取った後に巻き手を離さない人、あるいはリールを横に寝かせて保持する人は別ですが、エギングに慣れた人なら無意識のうちにこの位置関係に行き着くはずです。

 

自重でハンドルが回転しないようにね。

 

これはつまり、シングルハンドルは止めたい場所で止めにくいということ。

 

これが果たして、一部のシングル派が言うような、シングルの方が丁寧に釣りが出来るっていう倫理に繋がるんですかね?

 

ダブルを片手で弾くような雑な回し方さえしなければ、むしろどこでもピタッと止められるダブルの方が丁寧なコントロールは効くはずだよ。

忘れられがちだけど、ハンドル長の違いも気を付けたい。

それに、シングルとダブルでは実はもう1つ大きな差がある。

 

それは、ハンドルの長さ。

 

例えばセフィアCI4+のノーマルギアだと、シングルのハンドル長は50mmで、ダブルのハンドル長は45mm。因みにダブルの場合は、軸の中心からそれぞれのハンドルノブまでの位置を表しています。

 

つまり、シングルはダブルよりもハンドル長が長いという事。

 

これは、ダイワシマノのエギング専用機種全般に言える傾向ですし、汎用機種でも同じボディサイズならほぼ該当する傾向です。

 

ロングハンドルは巻き取りのパワーがありますが、大きく手を動かす必要があるので細かいコントロールが利かせにくい。

 

逆にショートハンドルは巻き取りのパワーは弱いけど、手を動かす範囲がコンパクトになるため、繊細な巻きのコントロールが付けやすくなる。

 

手をコンパクトに動かせるので、巻き取りやロッドアクションを繊細かつ丁寧にコントロールしやすいので、こういった観点でも実はダブルハンドルはエギングで有効だったりするんだよね。

 

因みに、メバリングやアジング、バスだとクランクベイトみたいな巻物の釣りでショートハンドルを好む人が多いのもこれと全く同じ理由です。

 

ハンドル長がシングルよりショートっていう理由だけでエギングでダブルを選ぶ人は少ないと思うし、ロングハンドルのダブル、逆にショートハンドルのシングルにカスタムも出来るんだけどね。

 

見方を変えると、エギングでロングハンドルのシングルを使うと、巻き取りの負荷が重くなりがちな状況・・・例えば、潮の流れがキツイ場所でのエギの回収や、でかいアオリイカとのやり取りは楽になると言えるよね。

最終的には好みの問題だけど、初心者にはダブルハンドルをおススメします。 

繊細な~とか、丁寧な~っていう感覚は、結局のところ個人の好みに依存しますし、何はともあれシングルの軽快な取り回しはやっぱり快適です。

 

タックルを最大限軽くする。

 

っていう選択肢が今後はもっと一般化していくかもしれないし、ダブルが主流の流れが少しずつ変わっていくのかもしれないね。

 

とはいえ、です。

 

個人的には、これからエギングを始める方にはダブルハンドルをおススメしたいです。

 

エギングって、ラインの操作やエギの姿勢のコントロール1つで本当に釣果が変わってくる。

 

なので、止めたい所で止められるダブルハンドルの感覚は、やはり大きなメリットとしてエギングに活かしやすいですし、まずはダブルハンドルでエギングの釣れる感覚を体感してみて欲しいですね。

中級者以上の方は、ハンドルを使い分けるのも面白いと思う。

エギングタックル全般、昔と比べて遥かに進化&軽量化したわけですし、特に中級者以上の方で、ダブルやシングル、どちらかしか使った事が無い人には是非両方とも試してみて欲しい。

 

なので、スプールをラインによって使い分ける様に、ハンドルも状況によって使い分けるのも面白いですよ。

 

ハンドルのカスタムって、ダイワでいうSLP WORKS、シマノでいう夢屋みたいなメーカー純正のオリジナルカスタムパーツ、あるいはサードパーティー製のカスタムパーツをイメージしがちですが、

 

ぶっちゃけこの手のカスタムパーツって、在庫が豊富ってわけじゃないし、地味に手に入りにくいモノも多い。

 

なので、オレがおススメなのは、互換性のある純正パーツを取り寄せる事。

 

リールやモノによるけど、カスタムパーツとして販売されているモノよりお手頃な価格で手に入る場合も多いし、10年以上経ってるモデルで無ければメーカーが在庫を持ってるケースも多いです。

 

特にスピニングはベイトと違ってハンドルが簡単に付け替えられるし、状況に合わせてハンドル長、ダブルとシングルを使い分ける人もいますね。

 

リールの純正パーツの取り寄せって、昔だったら釣具屋で注文するしか無かったんだけど、今ではヘッジホッグスタジオのHP上でダイワとシマノのリールの純正パーツを注文出来るんだよね。

 

 

わざわざお店に電話したり、直接店頭で注文したり受け取りに行く手間も省けるので、釣具屋泣かせ良い時代だなぁ・・・

 

釣具屋が近所から遠い人なんかには便利だよね。

 

因みに、釣具屋で注文する場合と明確に違う部分があるので説明しておきます。

 

①送料が掛かる。

釣具屋でパーツを注文すると(一部例外はあるけど)送料は掛かりませんが、ヘッジホッグスタジオは全国一律160円となっています。その代わり、購入金額が5,000円以上の場合は送料は無料となります。

 

②時間が掛かる。

釣具屋で注文すると、注文するタイミング次第なんですが概ね10日前後で入荷します。一方、ヘッジホッグスタジオの場合だと、約1ヶ月程掛かる。急ぎで欲しいパーツがあるなら、釣具屋が近所にあるならそっちで注文する方が早くて良いかもね。

 

③キャンセルは不可。

釣具屋で注文したパーツは、万が一間違えて注文したり不要になってしまった場合でも、未使用品であれば基本的には返品可能なんです。が、ヘッジホッグスタジオで注文する際はパーツの番号や互換性などをよくチェックする必要がありますね。

 

細かい注意点はあるとはいえ、直接自宅にパーツが届くっていうのはかなり便利。

 

詳細はヘッジホッグスタジオのHP で確認してみてね。

まとめ

長々とした記事になったけど、結局のところは”軽く出来る”っていうのが、エギングにおけるシングルハンドルの最大のメリットなんだよね。

 

シングルならではの軽快さはやっぱり魅力的です。

 

ずっとダブルで通してきた方も、一度試してみて欲しいね。

 

参考になれば幸いです。

 

以上、ムラキでした。

 

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