【提案】ステラは10万円で売ればいいと思う話【ハズレ無し】

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

 

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一概には言えませんが、リールには個体差があります。

 

個体によって最初から巻き心地やハンドルのガタつき、回転音などに差異がある場合がある。

 

基本的にはこれらはメーカーの合格範囲内の話とはいえ、中にはユーザーがそれが気にくわなくてクレームに発展していく場合もある。

 

いわゆるリールの”当たり外れ”だね。

 

とはいえ、中には使用数回でそれらが明らかに変化するモノもあるし、ハードラックなケースだと極端なゴリ感が出るなど酷い症状にまで発展するモノも稀だけどあった。

 

使い勝手が極端に劣悪になったケースはあまりないけど、どうしても巻き心地やハンドル回転音、ベイトだとキャスト時の回転音等といった感覚的な部分のクレームや問い合わせは少なくなかった。

 

で、この手のクレームが一番多いのって、実はステラみたいなハイエンド機種なんですよ。この記事で出てくるステラという言葉は、ハイエンド機種の代名詞的な意味合いもあるけれど、文字通りの意味で言っても、

 

率直に言って、ステラはもう10万円前後で売れば良いんじゃないですかね?

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。

 

目次

 

高すぎる期待値が釣人のハードルを上げる。

お店でステラ絡みのクレームっていくつか見て来てるけど、実は割と泥沼にはまっていくケースも見て来てるんですよ。

 

シマノに出しても異音が改善しない、って何回も何回もクレームで持ってくるとか。

 

10ステラの時は何度かそれがあったなぁ。

 

だから、シマノももうちょっと何とかしてくれないか、って思う事は何度かあったのは事実です。

 

ステラやハイエンド機種は人間の手で組み込みや個体によって丁寧に調整してる箇所も多いだろうし、最終的には人間のやる事なのでしょうがない部分もあるとはいえ、ね・・・

  

ただ、過去にも書いた事があるんだけど、この手のクレームって実は微妙なモノも多いんです。

 

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お客さんに渡されて「前のステラはもっと~だった」とか、「最初はもっと音が静かだった」とか言われるのだけど、これを”音”と認識した事にまずは驚くんだが・・・っていうミュージシャンみたいな耳を持った人もいた。

 

中には、音がするのはわかるけどこれを異音と捉えちゃうの??っていうケースもぶっちゃけ多いです。だって、

 

「いや、確かに言いたい事は理解できるよ?だけど、コレを気にしないと取れない魚って本当にいるの?」

 

っていうレベルの世界ですよ。

 

 

で、どうしてこの手の微妙な感覚世界のクレームがハイエンド機種で発生しやすいかと言えば、一番は高い期待値だと思うんですよ。

 

6~7万も出すんだしステラはこうあるべき!

 

っていう、釣人側のハードルがムチャクチャ高い。

 

気持ちは分かるけどね。

ステラは実は安い?

ここからが本題。

 

時々思うんですが、ステラって実は安すぎるのかもしれない。

 

当たり前だけどハイエンドリールであっても所詮は量産品。

 

工芸品でも無ければ、超高級ギターみたいに1人のクラフトマンが丹念に仕上げていくような代物でも無い訳で、生産性等も考慮しないといけない。

 

だけど、ステラを求める人達の求めるモノを実現するなら、効率と合理性も加味した大量生産品的な工業製品で作るのを止めてもみるのも良いんじゃないのかな。

 

というか、現代のリールはレベルが総じて高くなりすぎた。

 

人間は、一度舌が肥えると不味い飯が増える。

 

なので、ステラはもう値段が跳ね上がっても良いし、希少性が上がっても良いので、プロミュージシャンを満足させる位の気概でコストや高い熟練度のリソースをぶち込んで確実に納得させられるであろう品質と、信頼性を担保する事に最大の価値を置いても良いんじゃないですかね。

 

冒頭で書いた”ステラは10万円で良い”っていうのはそういう理由です。

ハズレを絶対に引かなくて済む、という価値。

ハズレ(と呼ばれるモノ)を引く確率が極めて低くなるのであれば、ステラやハイエンドを求める層なら10万円でも出すっていう人は潜在的には割といると思うんですよ。

 

この辺のギャンブル性に余計な心配やストレスを覚えるユーザーって少なくないと思うんだよね。これはステラに限らず、ハイエンドを求める層なら特にそうです。

 

それに、先述の通り、現代のリールはレベルが高くなりすぎて、ミドル・エントリークラスでも高い性能と満足度が得られるようになった。

 

ぶっちゃけ、”魚を獲る性能”っていう点においては、もはや食傷気味なほど行き過ぎてる感さえある。

 

そんな時代に、ハイエンド機種の価値って次第に下がってきてるのかもしれないね。

 

言い方はあれだけど、もはや満足度とステータスっていう側面の方が価値としての比率は高い気がする。

 

だからこそこれからのハイエンド機種に求められる価値っていうのは、

 

「ハズレ(と呼ばれるもの)を絶対に引かない事」

 

だと思う。この点においては、ダイワもシマノもそれ以外のメーカーもまだまだ追求できる点だと思う。

 

工業製品なので極めて難しい話だけど、釣人が欲しい”気持ちよさ”を確実に担保してくれるっていう信頼性が、トップハイエンド機種の新しい価値になっていくべきかな、と。

 

そういったリスク&心理的ストレスを確実につぶす為だったら、そこに数万円のコストを対価として払うのを厭わない人、そこに価値を見出せる人だけが買う代物で良いんじゃないかな、と。

 

トップハイエンド機種は。

 

 

ハズレを引かなくて済むっていう事に、お金を出せる人は確実にいる。

おわりに。

色々書いたけど、

 

結局のところは、

 

店員は涙目やねん。

フィーリングクレームって泥沼やねん。

 

って言いたいの。

 

ミュージシャンとの会話は大変ですよ・・・

 

というわけでシマノさん、ご検討よろしくお願いいたします。

 

以上、ムラキでした。

 

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