水温計は嘘を言わない。

水温計、水温計ってしつこい元釣具屋店員のブログ。

元釣具屋店員が教える、ロッドやリールをリアル店舗で購入する前にやってみて欲しいコト。

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

f:id:buramuraki:20180926233511p:plainあなたは釣具屋でロッドやリールを購入する際に、どんなトコロを見ているだろうか?

 

ロッドだと、硬さ、テーパー、重量、バランス・・・

リールだと、巻き心地、重量、パーミング性・・・

 

等々が一般的だと思う。勿論それも大事だよね。

 

で、それらを踏まえた上で是非店内で試して欲しいコトがある。

 

それは、

 

店内にあるロッドとリールを装着させてもらう。

 

これはね、結構本気でオススメだから。

  

良かったら最後までよろしくどーぞ。 

 

目次

  

つーか、そんな事お店でお願いできるの?注意点は何??

出来ますよ。

 

まぁ、絶対にどのお店でもOKしてくれるとは保証出来ないけど、別に普通に装着するだけなら何も問題ないですよ。ぶっちゃけオレ、店が暇な時間に結構やってたからw

 

お客さんからもそういうお願いをされたことは何度かあるしね。

 

ただし、自分が持っているタックルを持ち込んでつけさせてもらう事は流石に微妙。こればかりは汚れや傷が入る事を懸念せざるを得ないので。

 

少なくともほぼほぼ問題ないのはロッドもリールも新品っていうケース。

 

リールorロッドのどちらかが中古、あるいは両方中古の場合は、店員の判断次第かな?

 

それと、注意して欲しいのはセットする際にあまりキツキツでリールシートに装着しない事。基本、余程の事が無い限り傷などが入る事は無いけれど、かといってキツく締める必要もないので。

 

それらを踏まえた上で、ロッドとリールを装着する事で見えてくるコトを語っていこう。 

組み合わせてみないと分からない事が沢山ある!

購入してみて、いざ持ってるタックルと合わせてみると。「あれ??」って違和感を感じた事は無いだろうか??

 

ロッドのバランスも良くて軽快に感じたのに何かイメージと違う!

買ったリールをロッドに付けてみるとバランスが変わった・・・

 

とかみたいなさ。

 

オレがどうしてこれを勧めるかというと、見て欲しいポイントが2つあるからなんですよ。

ポイント1. セットした時の重量バランスと「体感的重量」。

繊細さが要求される釣りでは特に言える。例えばアジングみたいな繊細なアタリを鋭敏に感知したい釣りや、細かいシェイクを主体としたバスのライトリグなんかは、バランス1つでやり易さや世界が変わってくるよ。

 

タックル全体の重量バランスから生まれる「体感的重量」というのは、物理的な重さ以上に軽快さを生み出したり、逆に重く感じてしまう事がある。

 

単純に重い軽いの話だけではなく、総合的なバランスが釣りにおいては大事なんだよ。

ポイント2. パーミングの感覚。

これが一番大きいです。

 

過去にもブログで何度か書いてますが、タックルにおいて自分の体に触れる個所に拘る事はとても重要な事なのですよ。

 

ロッドで言えばリールシート、グリップ。

リールで言えばボディ、ハンドル・・・つーか全体だね、リールはw

 

で、それらを組み合わせると、必然的にパーミングする箇所にマッチする、と。

  

オレの場合、リールシートでその辺のトコ結構失敗してるのよ・・・

 

富士工業のACSや、シマノの昔のパーフェクションシート(ベイト)なんてもう全く合わなかったからね。

 

普通に触る分には小さく握れてイイ感じなのに、いざリールを着けてみると指が拒絶反応を起こす。俺はこんな場所に収まりたくねぇよ!!ってw

 

リールも同じで、スピニングは正直そうでもないけど、ベイトなんて親指を置く場所1つで巻くのも操作するのも全くやり易さが変わる。単体で触るとそうでなくても、ロッドに着けてみて手のひら全体で包んでみると「マジかコレ・・・」と愕然としたことがあるね。

 

スコーピオンXT1500なんて、本気で自分には合わなかったからなぁ。リールの性能自体は気に入ったけど、どのリールシートに合わせてもしっくりこなくて結局後輩に譲っちゃったしね・・・

 

っていう位、ロッドとリールを組み合わせて生まれるパーミング性というのは釣りの感覚を変えてしまう。だからこそ実際に装着してみて、手のひらで包む感触、各指の収まり、それら全てを加味したパーミング性というのを出来るだけ事前に体感してみて欲しいんですよ。 

思い切って店員にお願いしてみよう。

冒頭にも書いたけど、ベストは店内に使用するタックルが在庫としてあるケース。これなら完璧に感触を確かめられるよね。

 

それが出来ない場合は、出来るだけ近いモノを選ぶ事になる。

 

ロッドを購入するなら、近い重量、ボディ形状のリールを、

リールを購入するなら、近い長さ、重量、硬さ、リールシートの形状のロッドを選んで合わせてもらおう。

 

百聞は一見に如かず!!

 

お金を出した後に後悔したくないよね?

是非店員にさらっとお願いして見て下さい。

 

基本的にはOKなはずですから。

オレは店員時代、お客さんからこの手の事を聞かれた時は、

 

「あっ、この人デキる!」

 

って割とマジで思ってたよ。

単純な性能の良し悪し以外にも、自分に合うか否かを重視してる証だからね。

 

 

よかったら参考にしてみて下さい。

 

以上、ムラキでした。

 

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