水温計は嘘を言わない。

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ハイギア化が全て?スーパーローギアのリールがあっても良くない?

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

f:id:buramuraki:20181014182939p:plain出典:シマノ HP ステラ

 

スピニング・ベイト問わずだけど、ここ10数年位でハイギアのリールの性能は滅茶苦茶高くなったよね!

 

もう今日日のハイギアリールで、普通に釣りする上で巻きの重たさ等で苦痛を覚える事ってほぼほぼ無い。特殊な条件下で無ければね。

たとえエントリークラスであっても満足度の高いハイギアリールは多いし。

 

正直、オレ自身もローギアのリールを”ローギアを理由に”購入する事はもう殆どないです。理由は後述するけど、基本的な話としてリールはハイギアであればある程ラインの操作がしやすく、魚とのファイトで主導権を握りやすいのですよ。

 

うん、悪いけど異論は認めねぇよww

 

まぁ、かといってギア比は高ければ高いほどイイ、とは思ってないけど、

選べるならノーマルよりハイギア、ローギアよりノーマルorハイギアって感じかな?

 

ただね。

 

ローギアのリールって楽しいと思うんですよ。

 

いくらハイギアのリールの進化したからと言って、

 

巻きが軽やか。

力強く巻く。

 

という世界を突き詰めると、ギア比は断然低い方が質は高くなると思う。

 

で、オレが割と面白いんじゃないかと思うのが、

 

スーパーローギアのリール。

 

ダイワ、シマノさん。

ハイギアが主流やスタンダードになりつつある現状に、あえてこんな尖ったモデルはどーすかね?

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。 

 

目次

  

大前提:基本、リールはハイギアの方が釣れるし、ばらさないよ。

人によっては反論はあるだろうけど、基本的な話としてこれは間違いないです。

 

巻き取りが速いほどライン裁きはスムーズになるし、アタリがあった時にも速攻で糸ふけを回収してフッキングに持ち込めるし、ロッドのポンピングもスムーズになるからファイト中に魚に隙を与える時間を与えにくい。

 

ごく一部、例えばジギングでの大物狙いや、マグロの長時間ファイトを前提にする人なんかは話が別だけどさ。

流石に疲れるからね・・・

 

 

バサーの”巻物にはローギア”論は、昔のリールの感覚に慣れてるだけ。

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出典:ダイワ HP リョウガ

これもよく言われるよね。引き抵抗が強いスピナベやクランクはゆっくり巻いた方が楽だし釣れる、と。

 

まぁ確かにこれは一理あると思うのよ。クランクはあれだけど、スピナベに関しては基本ゆっくり巻く方が釣れるとオレも思うし。

 

でも、別にハイギアでもゆっくり巻けるよねっていう。

 

「ハイギアでゆっくり巻こうとすると、ハンドルを一定のリズムで回すのがかえって難しい」

 

っていう人も多いし、これも確かに一理はあるけど基本慣れの話だよ。

 

断言できるけど、この”巻物はローギア”論って、昔みたいにハイギアのリールでは巻き抵抗が重すぎた時代から釣りをしている人が、ハイギアには慣れないから未だに昔の感覚で話してるだけだよ。

 

ぶっちゃけハイギアしか使った事が無い人が、一年間ハイギアでスピナベを巻き倒しても普通にバスは釣ってくるよ。

 

確かにシビアな状況もあるだろうけど、そんなの基本的にはレアケース。

ゆっくりハンドルを回す事なんて基本慣れの問題です。

 

 

でも、ローギアにしか生み出せない軽やかさとパワー感はある!

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出典:シマノ HP BB-Xテクニウム

なんだかアンチローギアみたいな記事になりつつあるけど、ぶっちゃけオレはローギアのリールの巻き感自体は凄く好きですよ。

 

いくら技術が進化してハイギアが軽やかで力強く巻けるようになったとはいえ、物理的観点から見ても巻き取りのパワーと軽やかさを生む最強の手段はギア比を低くする事だよ。

 

車だってそうだよね。

 

力強く走れる高性能な車でも、急な坂道を余裕を持って走ろうとすれば、ギアは落とした方がスムーズに決まってるじゃん。

 

数年前、BB-XテクニウムのタイプG(ローギアモデル)を触った時なんて、あまりに巻きが軽すぎて閉口したもん。

オレが今まで出会ってきたリールで、巻きの軽さに関しては一番衝撃的だったな。間違いなく。あの軽やかさは技術の進歩だけでは不可能。

 

ギア比を落とすという、本質的な設定にしか生み出せない極上世界だよあれは。

 

それ以来思ってるのは、

 

「もっとギア比を落としたスーパーローギアがあったら面白いんじゃね?」

 

っていう妄想。

リールにも、使い手をとことん選ぶ尖った機種があってもよくない?

ロッドだと、使い手を極端に選ぶモノって割とある。

 

感度、硬さ、長さ、テーパー等、少なくとも万人受けするものではないなっていう尖りまくった機種がさ。

 

でも、リールって案外そういう尖りまくった機種って少ないと思うんですよ。

 

せいぜいエクストラハイギアとか。

 

それかイグジストみたいに超軽いとか、レマーレみたいに超タフ仕様みたいなトコロ位かなぁ。なんかこう、人間で言えば超痩せてるor筋肉質みたいな、筋肉量だけで強烈な個性を作ってる程度の尖った機種しかない。

 

例えば、ベイトのローギアモデルと言えばカルカッタコンクエストとかリョウガ等丸型リールだよね。ハイギアモデルもあるけど。

 

カルコン100だと最大巻き上げ長は59cm。

リョウガ1016だと最大巻き上げ長は57cm。

 

まぁ、これでも十分ローギアなんだけど、例えばハンドル1回転で47~50cmとかの世界になるだけでもどえらい事になると思うよw

 

手返しは最悪だろうし、足場が高い場所では到底使い物にはならないけど、中毒レべルで巻きの世界観に惚れる人は多いだろうね。

 

BB-Xテクニウム タイプGの感動をベイトで味わえるんだったら、オレ普通に欲しいもん。あの巻き感でスピナベやタイラバをやってみたいねぇ~

 

軽やかさだけではなく、ロッドを曲げ込んだまま大物をゴリ巻きして寄せてくるっていう力技が出来るのも面白いと思うんですよね。タイプGなんてまさにそういうコンセプトだし。

  

別にギア比に限った話ではないけれど、リールにももっと個性が尖りまくった挑戦的な機種があっても良いんじゃないですかね。コストとか色々厳しい部分もあるだろうけどさ。

 

多少値段上がっても、バサー向けのアイテムならスーパーローギアなんかは割と行けると思うけどなぁ。

 

というわけでどーですかね?

ダイワさん、シマノさん。

まとめ

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本文にも書いたけど、ロッドと比較してリールには使い手を完全に選ぶような尖った機種が少ない。

 

もっと個性が強く、出来る事出来ない事がはっきりしたモデルがあっても良いと思うんですよ。

 

ハイギアモデルの進化はさ、ほっといても技術の進歩で勝手に進んでいくから別に良いんだけど、あえてローギア化で強烈な個性を作るのって面白いんじゃないのかな?

 

って思って書いてみたけど、どうですかね。

 

カルコンのスーパーローギアなんて絶対楽しいと思う。

 

スーパーローギアっていうのは、少なくともダイワもシマノもまだやっていないコンセプトだし、オレがあえて今ココで提言しておきたいw

 

リールにも面白い機種が増えてら良いねぇ。

 

以上、ムラキでした。

 

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