どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませー
バスをやるならやっぱり50アップを釣りたいよね。でも当然、簡単に釣れるワケではないです。オレも最初の50アップの壁を超えるのは遠かった・・・
自分は九州出身だから、関東関西の人からすると恵まれていた方だと思います。
が、
これから書く事は地域は全く関係ないです。
はっきり言うけど、
50アップは誰でも釣れます。
お前は関東のハイプレッシャーを知らんだろう!
琵琶湖どんだけ広いと思ってんだ!
っていう声も聞こえてきそうだけどそんなの関係ない。つーか、琵琶湖は数年前まで通ってたしね。
フィールドごとに難しさがあるのは当然だが、ブラックバスという魚を釣る、という事実は変わらないのですよ。
今回は、50アップがなかなか手にできない人に知ってもらいたい、たった5つのコツについて語ろうと思います。
小難しいテクニックや理論なんか一切無いですよ。
50アップがなかなか遠い人は参考にしてみて欲しい。
良かったら最後までよろしくどーぞ。
目次
- 大前提:50アップの壁が超えられな人は誠実だと思う。
- 釣り方のコツ① 1日の結果で判断しない!データを積み重ねる。
- 釣り方のコツ② 人が釣りに行かない日に行くべし。
- 釣り方のコツ③ 偏光サングラスの重要性を見直すべし。
- 釣り方のコツ④ 何回でも結び直せ!
- 釣り方のコツ⑤ 迷ったらデスアダー投げとけばOK。
- まとめ
大前提:50アップの壁が超えられな人は誠実だと思う。
これ超大事な話です。
何でかって言うと、ちゃんと正確に測ってる証だから。
昔、センドウアキラも言っていた。世の中ちゃんと測ってない人が多いと。事実、オレも釣具屋時代お客さんの話を聞いてると、それを実感する事は多かったです。
お客さん「50アップ釣れたんですよ!」
オレ「マジすか!?」
お客さん「そう!これ位あった!!」
※お客さん広げた両手を親指でくっつけて、気持ち右手をずらす。
オレ「お、おうw」
それ45cm位ですよ、って結局言えなかったww
真面目な話、人間の手は個人差はあるけれど広げれば概ね20cm位だから、キリが良い数字だし、実は手測りだけで細かく測っていない人は多いんですよ。だから、両手分40cm超えたら釣り人補正で、「これなら50アップだ!」みたいな。
バスじゃないけど、シーバスとかの持ち込みで、お店で正確に測るとビックリする人や測り方に注文を言う人もいますね。
「あれ?手測りだと70cm超えてたのにな・・・」
「尾開いて測るの??閉じたら70cmなんだから尾閉じでよろw」
みたいなね。
まぁ、正直言ってしまえば49cmも50cmも同じようなもんだし、所詮人間が作った数字の差なんだから、3cm位の差ならデカバスの価値は同じだとオレは思っています。
だから、なかなか49cmが超えられない!とか悩んでる人には「そんなに追い込まなくていいのでは」と言いたい。
むしろ正確に測らないとその数字は絶対出て来ないので賞賛に値する。この辺の話はこの記事でも書いています↓
YOUは侍だぜ!
だからこそ、それだけ真剣に魚と向き合ってる人にはここから書いていく事を実践して、思い出に残るバスを釣って欲しいです。
釣り方のコツ① 1日の結果で判断しない!データを積み重ねる。
率直に言えば、釣りなんて場所とタイミングが大半です。しかし95%位の釣り人は、
「点と点を線でつなぐ」
この事を殆ど意識していないから、場所もタイミングも的確に判断できない。
例えば、プロガイドの人達は何故それを仕事に出来ると思いますか?
上手いから??
ノーノー
そんな曖昧な話じゃない。圧倒的に一般人と違うのはデータです。持っているデータの量が並じゃないから、仕事として成立するんだよね。
その釣り場の地形や特性は勿論、1年間、数か月、1か月、1週間、と長いスパンでの水温、天候、水量の変化を把握し、魚の動きを掴んでいる。だから人に釣らせる事が出来るんですよ。
一方殆どの釣り人が把握してるデータなんて、昨日の天気と大まかな地形位だよね。そりゃ違いが出るよ・・・と。
サッカーで対戦相手のデータを毎試合ごとに徹底的に収集&解析するチームと、相手選手の身長体重位しか把握しないチームがいたら、その日勝てるかどうかはさておき、数か月、1年単位で見れば、明らかに差が生まれる事は誰でも想像できるよね。それと同じです。
別に今日釣れなくてもいいんです。というか、釣りなんてプロでも漁師でも釣れない時は釣れません。自然相手の事ですから・・・
だからこそ、今日確実に出来る事を積み重ねるべきなんです。明日、来週、1か月後の釣果の為にその日のデータを掴めばいい。
それが点と点を線でつなぐという事です。具体的なアドバイスとしては、水温を測ろう!!と言いたいですね。
これは断言出来る。
水温は水温計さえあれば誰でも数字としてデータを採れるんだよね。風の強さ、降雨量、水位なんていうのはとてもじゃないけど一般人が数字としてデータを採るのは不可能です。
今日の水温と、来週の水温の差を見るだけでも釣果に差が出る可能性大ですよ。
「先週より3℃下がってる!一昨日の雨の影響か・・・だとしたらシャローで餌を追ってるかも??」
みたいな明確で具体的な思考が生まれやすいんです。
なので持ってない人は、まずは水温計を買おう!
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ポイント:長い目で魚を追う!水温を毎回測って、魚の動きを推測しよう。
釣り方のコツ② 人が釣りに行かない日に行くべし。
率直に言って、雨の日です。
はっきり言って、デカバスが釣れない人の大半は雨の日に行ってないと思う。下手したらレインウェアさえ持っていない人もいるかも。
オレは自分の記憶を辿ると、今まで釣って来た50アップの7割位は雨絡みです。降る前だったり、雨の後だったりもあるけど、大半はその時レインウェアを着ていた。
単純に釣り人が減ってプレッシャーも下がるし、魚のご機嫌も良くなりやすく、警戒心も薄くなりやすい。いつもは釣れないシャローで爆発する事もあるし、自己記録を更新する可能性も高くなる。
それ位雨は変化としてデカい。
雷が伴う日、台風直撃時は当然NGですが、基本、雨にげんなりする人は自らチャンスを放棄してると思って良い。
雨を喜ぼう。ふなっしーよろしくヒャッハー!出来る人は確実にデカバスへの道が開けますよ。
チャンスをものにしたいなら、レインウェアを用意すべし!
魚がシャローに差す日を快適にしよう。
ポイント:雨を愛せ!!魚が元気になる日の為に準備を整えよう。
釣り方のコツ③ 偏光サングラスの重要性を見直すべし。
偏光サングラスは、水中の変化を把握したり、魚影を発見しやすくしたり、ラインの動きも確認しやすくなるので着底やアタリも目で取りやすくなります。
が、
釣具屋で色んな人見てきたけど、ホントにビックリする位偏光グラスを軽視している人は多い。ロッドもリールも立派なのに、偏光は昔買ったセール品です、みたいな人とかね。
下手すると持ってすらいない人さえいる。それも初心者の方じゃなくて、何年も釣りをやってるような人が、です。
ハッキリ言って、釣りをやるのに偏光サングラスを持っていないというのは論外です。
たまの休みに堤防からのちょい投げ釣り、サビキ釣りとかをやる、というのであれば別ですが、基本的にどんな釣りにおいても偏光サングラスは必須アイテムです。
ロッドやリールには何十万円も投資してるのに偏光グラスはいつまでたっても数千円のモノ、っていうのも明らかに優先順位が間違っている。そういう人、意外といますよ。マジで。
ぶっちゃけオレは偏光無しでライトリグやカバー打ちなんて絶対やりたくないですね・・・ラインの動きでアタリを取ったり、着底や引っ掛かり具合を判断しにくくなるので、もはや釣りにならないとさえ思う。
オレはあまりやらないけど、S字形のビッグベイトの釣りなんかもそうです。ラインの重みで引っ張ってくるような繊細さが求められるので、ラインのたるみ具合を視認できないと釣果にもろ影響が出ると思う。
サイトフィッシングなんて、偏光サングラスありきの釣りでさえあるよね。
っていう感じで、偏光サングラスによって得られる視覚的情報は、釣りの感覚をガラっと変えます。
なので、持ってすらいないない人は¥3,000位のモノでも全然OKなので、まずは偏光サングラスを買いましょ。
で、ロッドやリールに何万も投資してきた!っていう人は、ハイクラスな偏光サングラスにも投資しようぜ。
一日中かけてても非常に楽で、よりクリア、より明るい視界が得られるタレックスレンズの偏光サングラスがあれば釣りの快適さがマジで変わりますよ。
ポイント:偏光サングラスを軽視するのは論外。大事なアイテムだと認識すべし!
釣り方のコツ④ 何回でも結び直せ!
ラインチェックや、結び直す事を怠る人ははっきり言って地獄を見る。
事実オレは地獄を見た、何回も・・・
菊元氏も記事の中で言ってるが、これは基本中の基本の話。バスの歯は意外なほどザラザラです。デカバスの歯なんてヤスリですよマジで。
だけど、恐らくこれを本当にこまめにやれてる人は少ない。
正直言えば、地獄を何回も見たオレでもタルい時はタルい。でも、いつでも来やがれ!とファイティングポーズを崩さない人だけが、デカバスを迎え撃つことが出来る。
小森嗣彦氏はダウンショットリグを組む時、クリンチノットを使うそうです。強度の高いダブルクリンチではなくて何故クリンチノットなのかというと、「速く結べるから」という事らしい。
ラインはどうせしょっちゅう結び直すものだし、1回で高い強度を確保するよりも、そこそこの強度で速く結べるノットで何回も結び直すほうが、結果的に確実に魚を獲れるのだ、と語っていた。
基本を軽視するプロなんていないし、むしろ誰よりも拘っているという事実をここで伝えたい。
1回のルアーチェンジより、10回のラインチェックor結び直しです。
えっ、そんな事よりデカバスが釣れるルアーを教えろって??
地獄でうなされる前に、基本に立ち返りましょ。
・・・とはいえ、やっぱりデカバスに有効なルアーというのもある。この辺についても掘り下げておきたい。
釣り方のコツ⑤ 迷ったらデスアダー投げとけばOK。
とにかくデカバスが釣りたい!っていう人は、デプスのデスアダーを投げておけばいいと思いますよ。雑に言ってるように聞こえるかもしれませんが、これは本音です。
冗談抜きでデスアダーって化け物みたいなルアーなので。
①汎用性が高い。
②デカくても動きはナチュラル。
③ノーシンカー、あるいは軽いリグでもカッ飛ぶ。
④リアル店舗、ネット問わずどこでも買える。しかも安い。
④が一番のミソですね。あんなにボリューミーでデカイワームなのに、全国どこのお店に行っても埃被らずに定番ルアーとして置いてあるって凄い事です。特に定番の6インチはね。
どこでも買えるルアーというのは、イコール安定して使い込みやすいということ。例えば、メルカリであなたが狙ってるその超絶人気のプレミアルアー。失くしたらもう手に入りませんよ??
そんなルアーを無くすのが怖くて結局BOXの中で眠らせたまま・・・っていうパターンは意外とあるあるです。宝の持ち腐れだよね、それ。
なので、本気でデカバスを獲りに行くなら、どこでも手に入る高実績のルアーを徹底的に使いこむ事をオレはおススメします。
ガッツリ使い込める、デカバスの実績が高いルアーという意味で、結局デスアダーが最強説は割とあると思いますね。
まとめ
要点をまとめます。
・水温を測って、長い目で見てデータを集める。
・雨を喜び、他人が萎えてる日こそチャンスと捉える。
・偏光サングラスに投資して、目で得られる情報を増やす、質を上げる。
・ラインを何回でも確実に結び直す。
・どこでも買えるデカバス高実績ルアーを使い倒す。
ここで書いた事は、実は誰でも出来る事です。
「50アップは誰でも釣れる」
と、冒頭で書いた理由はそこです。デカバスを釣るのに特殊なテクニックも、魔法みたいなルアーも要らないんだよね。
難易度に差はあれど、何処に行ってもバスはバス。どんなバスでもはエサを獲るし、活性が上がる時はあるし、狂う時は狂う。そしてズタボロのラインで取れる訳が無い。
問題はそのタイミングに、自分が釣り場に立っているかどうか、釣る準備が出来ているかどうか、これが重要なんです。
そのために特に大事なポイントとして、個人的にはやはり水温計の重要性を強く訴えたいですね。
データを積み重ねるって、ブラックバスという魚を追っていく上では極めて重要なので。バスプロはこういう事を言わないけど、魚の動きを読むヒントを集めるアイテムって重要ですよ。
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長い目で釣りをしていけば必ずデカバスは釣れますよ。
読んでくれた方が、手が震える魚に出会えるよう応援します!!
以上、ムラキでした。
この記事も読んでいかないかい??↓