水温計は嘘を言わない。

水温計、水温計ってしつこい元釣具屋店員のブログ。

【インプレ】ミリタリーチックでカッコイイ!マズメのコアライフジャケットを使ってみた 【フローティングベスト】

どーも、ムラキです。

元釣具屋店員です。

いらっしゃいませー

 

 

マズメのコアライフジャケットを、岸釣り全般用に新しく購入した。

 

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5回くらい使用してみたけど、メチャクチャイイ感じです。

 

¥10,000弱の値段で、何より見た目がカッコいいのが気に入ってますね。

MAZUME(マズメ) MZX コアライフジャケット MZXLJ-060-01 ブラック F
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”コレを着て釣りに行きたい”

 

って思えるアイテムです。

 

今回は、マズメのコアライフジャケットのインプレをまとめてみます。

 

良かったら最後までよろしくどーぞ。

 

目次

 

ミリタリーチックなフローティングベスト。カッコイイ事は正義。

まぁ細かい事はさておき、ミリタリーチックでタクティカルベストみたいな見た目が気に入ってますね。

 

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裏はこんな感じで割とシンプル。

 

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実際、”ミリタリー&フィッシング”というコンセプトを元に設計されているとの事。

 

カッコいいは間違いなく正義です。

カッコいいだけじゃない。股ベルトを使用しないウェストハーネスシステムも魅力!

コアライフジャケットのスゲーイケてるポイントの1つが、ウェストハーネスシステム。

 

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一般的なフローティングベストには必ず付いてる股ベルトがない代わりに、ウェスト部にバックルベルトが付いているんだよね。これでウェストをホールドします。

 

下部がスッキリしてて最高!

 

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サイドにはチェスト部をしっかり固定するためのサイドストラップも付いているので、ウェストとダブルで固定する事で股ベルト無しでも落水時のすっぽ抜けを防止してくれる、というワケです。

 

※このウェストハーネスシステムの使用手順は後述します。

着心地は割とタイトで意外と疲れない。むしろ楽。

一般的なフローティングベストと比較すると、着心地やフィット感は割とタイトですね。

 

個人的に、一般的なフローティングベストやゲームベストって、良くも悪くもフィット感が弛めで(モノとセッティング次第だけどね)、歩くと地味に揺れたり、肩への負担も大きくてあまり好きじゃないんですよ・・・長時間着けてると疲れるんだよね。

 

一方、マズメのコアライフジャケットは、ポケットにルアーやアイテム詰め込んでも意外と疲れなかった。

 

身生地も多いし、”全体的に重そうだな”って思ってたし、実は地味に腰痛持ちなんですが”ウェスト部で保持するのって腰に負担とかあるんじゃないの?”って思ってたのだけど、まるで逆だった。

 

タイトなフィット感のおかげで、体全体に負担を分散してくれるのか、長時間の着用でも肩とか腰とか体の特定の部位に疲れを感じない。むしろ楽だとさえ感じる。

 

先述のウェストハーネスシステムもこれに一役買ってるのかもね。

 

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サイドストラップとは別にチェスト部の幅調整用のベルトが2本付いてるので、体格に合わせた細かいチェスト部の調整もOK。

 

思ってたより全然快適です。

収納性も、完全重装備派でなければ岸釣りでもウェーディングでも問題なし。

両サイドのポケットも、ルアーボックスで言うならMEIHOの3010サイズも普通に入るし、

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【画像引用元:マズメHP

 

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コンパクトサイズのボックスなら1つのポケットに複数まとめて収める事も可能。

 

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ワームのパックも、かさばりやすいブリスターパックを含めても十分にまとまる。

 

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右側にはプライヤーホルダーと、

 

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結構深みのある、縦式のマジックテープで止めるポケットも付いてる。

 

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さっと取り出したいアイテムを収めるのに便利なので、オレはフィッシュグリップを差してます。

 

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左側側面にはファスナー式のサイドポケットも。こっちも意外と広めかな。

 

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止水ファスナーを採用した(完全防止ではありません)モバイルケースも標準付属。

 

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中にはDカンも付いてるので、スマホの落下(落水)防止用のストラップの取り付けが出来るね。因みにiPhone 8 Plus等、割と大きめのスマホ(ディスプレイサイズ5.5インチ位)も収まりますよ。

 

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ストラップやカラビナが取り付け可能なDカンは計3箇所あるし、ベルト式のホルダーも計9箇所ある。

 

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バックには、ランディングツールを装備するための大きめのDカンが付いてます。。

 

落水した時、救助される際に他者が掴みやすいハンドルもあるので、万が一の時にも安心。

 

まぁ正直言って、完全重装備でルアーボックスをパンッパンに詰め込みたい人でなければ、まず釣りには困らない収納性だと思いますよ。

 

Dカン、ショルダー部や幅調整用のサイドベルトとかを利用すれば拡張性も十分かと。

 

むしろ、十分な収納力は確保出来た上でキャストやルアー交換、ノットを組んだり、屈む動作など、釣りにおける所作全般も楽に行えるので、丁度良い位じゃないですかね。

 

こんなにスマートに着用出来るゲームベストって中々レア。

注意!船釣りには使用できない!

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国土交通省による型式承認品・・・いわゆる桜マークが押印されたモノではありません。

 

遊漁船での船釣り、免許が必要なボートでの釣りには使用不可です。

 

とは言え、そもそもこの手のゲームベスト全般で、遊漁などで使用できる桜マークが付いたTYPE A(全ての船での航行区域で使用可能、という意味)のモノってあまり無いからなぁ。

 

TYPE Aの型式承認品って、発見されやすい色でないとダメ、とか色々条件もあるしね。

 

船釣りで併用出来るようなゲームベストを探しているのであれば、そもそもその選択は諦めた方が良いですね・・・自動膨張式がオススメです。

 

※フローターや免許不要艇、あるいは渡船への乗船時には使用できますよ。

ウェストハーネスシステムの着用手順はこんな感じ。

コレのおかげで股ベルトが不要なので、非常にスマートに着れるのが大きな魅力だと思う。

 

が。

 

正しく着用しないと、万が一の落水時にすっぽ抜ける可能性もありますし、安全に使用する上での大事なポイントになるので着用の手順を説明しますね。

 

①内側のベルトループに、ウェストハーネスのベルトの端を通す(購入時には通ってなかったのと、脱ぐ時に地味に抜けやすいので)。

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②ベストを着用し、バックルを固定する。

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③バックルを固定したら、ベルトの端を引いてホールド具合を調整する。すっぽ抜けの元になるので、ここが一番大事!

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※以下、個人的見解です※

体格にもよるかと思いますが、すっぽ抜け防止の為に、この時点で一度ベストを持ち上げてみて、肋骨の辺りでちゃんと引っかかるかチェックした方が良いかもしれません。

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ただし、あまりにキツくし過ぎると息苦しくなるし、そこまでガチガチにホールドしなくても適切に止められるので、1つの目安として参考にして見て下さい。

 

④ファスナーを閉じ、サイドにある、チェスト部の固定用のサイドストラップを引いて、チェスト部をしっかり固定する。

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これでOKです。

※一応もう一度上に持ち上げてみて、ずり上がったりしないか確認した方が良いと思います。

 

普段の装備をポケット等に収めて前方と左右の画像もまとめてみたよ。

 

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因みに、脱ぐ時は先にサイドストラップを弛め、ファスナーを下ろしてからバックルを外すだけです。

 

 以上、こんな感じですね。

不満点もいくつか挙げるよ。

どんなイケてるアイテムでも欠点はあるので、素直に感じた事を挙げるよ。

 

1.やっぱり暑い。

使用し始めたのが6月後半頃からだけど、正直現時点でそれなりに暑い。

 

タイトな着心地もあるだろうし、身生地も多くてどうしても体を覆う面積は増えるので仕方ないかな。

 

本格的な夏場を迎えてからの使用感は随時更新していこうと思う。

2.取説やHPを見ても、ウェストハーネスシステムの使い方が分かりづらい。

取説のタグを読んでも、着用する上での手順の説明や図解も無いし、それどころかHPにも詳しい記載がないんだよね・・・

 

厳密に言うと、HPの別のフローティングベストのモデルでは着用手順の動画が貼ってあるんだけど、コアライフジャケットとは仕様が微妙に異なるんですよ↓


mazume REDMOON LIFEJACKET VIII

 

まぁ、参考にはなったんですが・・・

 

※オレンジブルーさん、

安全に関わる部分なので、この辺りの改善を望みます。

着たくなるフローティングベスト!

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船釣りに関してはライフジャケットの着用が法的に義務化されたけれど、岸釣りに関しては任意での着用となっている。

 

なので、岸釣りでフローティングベストや自動膨張式ライフジャケットを着ない人もまだ多い。

 

正直気持ちはわかるんだよね。邪魔だし、疲れるし、面倒だから・・・っていう。

 

でも、コアライフジャケットを着て釣りをしてみると、タイトなフィット感が得られれば体の負担はむしろ小さいし、ルアーチェンジやノット組んだりするのも胸元でほぼ完結するようになった。

 

下手するとウェストバッグやショルダーバッグ、あるいは自動膨張式ライフジャケットで釣りをしていた時よりスマートなんじゃないですかね。

 

固型式のフローティングベストは正しく着用すれば落水時の安全確保の信頼性も高いし、転倒時にはクッションになるので怪我防止にも繋がる。

 

何より見た目でカッコイイ、クールなデザインのフローティングベストって、自動膨張式も含めてレアだし、実売価格で¥10,000円前後っていうコスパの高さも含めてかなり満足度は高いです。

 

因みに、コアライフジャケットはブラックとカモの2カラーあるよ。

 

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それと、ポケットを排除して、さらにスマート化したコンタクトライフジャケットもありますよ↓

 

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因みにプライヤーホルダーは付いています。
 
お値段も¥7,000~8,000っていうお手頃プライスなのもナイス。
 
どちらも安全性を高めるのだけではなく、釣りに行きたくなるような着心地が得られるフローティングベストなので、良かったらお試しあれ!
 
以上、ムラキでした。
 
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